楽しくなければ仕事じゃない

こんにちは。ミランダかあちゃんです。

3連休なので、楽しみにしていたこちらの本を読んでみました。

楽しくなければ仕事じゃない「今やっていること」がどんどん「好きで得意」になる働き方の教科書 干場弓子著

干場弓子氏といえば、出版界・ビシネス界で知らない人はモグリです!
『超訳 ニーチェの言葉』をミリオンセラーにし、勝間和代氏を発掘し、「婚活」という言葉を生み出した辣腕編集者でもあり、
問屋を通さず書店との直取引をするという画期的な仕組みを作り上げて、出版界に革命を起こした経営者でもいらっしゃいます。
かあちゃん本「いつでもおしゃれを実現できるクローゼットの育て方」を出版していただいた、株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンの代表取締役社長で、かあちゃんが最も敬愛する人物の一人。

すごすぎるビックネームの方ではいらっしゃるのですが、実際にお会いするとフランス映画に出てくる女優さんのように、エレガントで茶目っ気があり、一瞬で人を虜にしてしまう魅力的な女性。
初めてお会いした時、日本人にもこんな素敵な女性がいたのね〜!と衝撃を受けました。
そんな干場社長が書かれた本ですから、もう読むのが待ち遠しくて。

さてさて、かあちゃんがこの本を読んだ後、真っ先にこの本を勧めたのは来年社会人になる我が家の娘です。

*以下緑字は本文より抜粋

***
だいたい「今」立てているプラン(キャリアプラン)は「今」の自分をベースにしたものだ。
「今」の自分に見えている世界をベースにしたものだ。
しかし、世界は、今、自分に見えている、それだけのものか?
あなたの未来は、今、あなたに見えている、それだけのものか?
あなたの可能性を、あなたが思っている範囲にとどめていいのか?
***

のっけから、今や就活生にとっての必須ワード、「キャリアプラン」という言葉をぶった切ってくれちゃってます。
そうだ〜!言って、言って、娘に言ってやってください〜。

娘が就活している様子を横目で見ていて、なんとなくかあちゃんが抱いた違和感。
今の子たちって、小学生から中学受験の準備をし、そのハードルを乗り越えたらまた次のハードルが用意され、
それをゲームみたいに一つ一つクリアすることで、将来がひらけていくという構図を見せられ育ちます。
そのせいか彼女たちはこの先も、何歳ごろまでに仕事で責任あるポジションにつき、何歳ごろまでに結婚し、何歳ごろまでに第一子を産んで、そのために貯金はいくらして・・・・と
きちんと計画を立てて真面目に目標達成すれば、いつか理想の自分にたどり着く・・と信じている節がある。

もちろんそれが悪いとは言わないけど、
あなたの将来は、今あなたがリアルに想像できる、そんな小さな世界なの?
その小さな世界に、無限の可能性を秘めた自分を閉じ込めちゃっていいの?
干場氏はそう語りかけてくれます。

もう一つ、かあちゃんのブログの読者の方にも、どうしてもお伝えしたくなった、この部分。

***
女子たちよ、もっと欲張っていい。
仕事もほしい、どうせなら出世したい。結婚もしたい、どうせならイケメンなイクメンがいい。子供もほしい。いつまでもおしゃれでキレイでいたい。
と、何でも欲しがっていい。自分で自分の可能性を狭めることはない。
ただ!
欲張りすぎてはいけない。
あれもこれもほしがっていいが、全てを自分の手で完璧に行おう、などと欲張りすぎてはいけない。
できるわけないじゃん!

すべてを完璧にしなくてはいけないって、あなた何様?!ちょっと図々しくないですか?
自分を過小評価してはいけないが、自分を買いかぶりすぎてもいけない。

(中略)

手抜き結構。外注推奨。八方美人不要。

結局、人生は、持ち物のアイテム数は制限ないけれど、運べる総重量は決まっている気球みたいなもので、やっぱり手放すものが必要だということ。
最初に手放すべきは、「全て自分だけの力で、完璧にできるはず」という図々しい思い込みかな。
***

 

日本の女性って我慢強いです。
両方の方にずっしり荷物を背負って、頑張ってるのにどうして?どうして?って空回り。
もし今そんな気分に陥っている方がいたら
「何様よ、自分」(笑)
って、自分に声をかけてあげたらどうでしょうか。
「スーパーマンじゃないし(第一メンズじゃないし)できるかっ!」って。(笑)

かあちゃんが力説するまでもなく、アマゾンランキングも上位を爆走中、高評価レビューがバンバンついていることからも、この本の影響力の大きさはお墨付き。
これから社会人になる方から、キャリア終盤に差し掛かった女性まで、あらゆる女性を励ましてくれる名著だと思います。

楽しくなければ仕事じゃない「今やっていること」がどんどん「好きで得意」になる働き方の教科書 干場弓子著

スポンサーリンク

楽しくなければ仕事じゃない” に対して 4 件のコメントがあります

  1. ラム より:

    婚活という単語は社会学者の山田昌弘先生が生み出した造語ですよ。

    1. 輪湖もなみ 輪湖もなみ より:

      ラムさま、コメントありがとうございます。山田先生、白川先生共著の「婚活症候群」(ディスカヴァー携書)という本を、編集者として世に送り出したのが、干場社長です。

  2. 干場弓子 より:

    熱くあたたかい応援コメント、ありがとうございます!! 私も息子に読ませたいと思っているのですが、読んでいるのかどうか。。

    1. 輪湖もなみ 輪湖もなみ より:

      干場様、ご丁寧にコメントをありがとうございます。軽妙な語り口で、直接干場様とお話しているようにサラサラ読め、グッと響く名言の数々が心にしみました。
      多くの人々を勇気づける本、素晴らしいの一言です!

ラム へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA