今さら人に聞けないけど「オーガニックコットン」ってなに?

こんにちは。ミランダかあちゃんです。
「オーガニックコットン」って、とてもよく聞く言葉ですが、「これって普通の綿とどう違うの?」と聞かれました。
なんとなくヒトや環境に良さそうなことは想像できるけど、実際のところ何?と思っている方のために、今日はこれについてご説明します。

「オーガニックコットン」は、3年間化学肥料や農薬を使用していない農地で、化学肥料とか農薬を一切使わず生産された「有機栽培綿」のことです。
「有機野菜」みたいなものだと思っていただければ。
「オーガニックコットンかどうか?」は、素材の状態で化学的に調べるのは難しいので、専門機関が畑の土壌を調べて、認証するという仕組みになっています。
タオルやベビー服やパジャマに使われることが多いので、オーガニックコットンは残留農薬が少ないとか、肌触りがいいと思われていることが多いんですが、普通の綿とオーガニックコットンの比較をしても、違いはほぼわからないことも多いんです。

なので、オーガニックコットンは、素材や品質の良さを追求するためというよりは、地球環境のためという役割が大きいです。
例えば綿の栽培に使う殺虫剤は、世界全体の使用量の20%も占めているそうですから、オーガニックコットン栽培は地球への負荷を減らすことに繋がるわけですね。

案外知られていないのですが、H&Mではかなり早い段階からオーガニックコットンを使った商品作りをしていて、世界でもっとも多くオーガニックコットンを使用するメーカーの1つと言われています。
ZARAでも「オーガニックコットンプレミアムTシャツ」などを見かけるようになり、私たちの生活に根付いてきた気がしますね。

今回のコロナ禍で、「人間と自然は上手に共存していかなきゃいけない」と感じている方も多いと思います。
どうせなら、普通の綿でなくオーガニックコットンの商品を買うということも、地球に優しい行動をすることになるわけですね!

ZARAストライプTシャツ(画像はZARA onlineよりお借りしました)
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今さら人に聞けないけど「オーガニックコットン」ってなに?” に対して 2 件のコメントがあります

  1. 乗り換え中 より:

    いつも楽しく拝読しています!
    オーガニックコットンの良さ、以前はよく分かっておらず、高すぎでしょう、、、と躊躇していました。
    ただ、綿花を収穫する現地の方々の健康被害抑止、土壌汚染による近隣住民への被害拡大の防止といった効果があると知ってから進んで選ぶようになりました。
    自分の着用するものが誰かを脅かしていないということにホッとします。ヒトに優しいは、労働者に優しく、着用者の精神衛生に優しいということだったのだなと。

    今回の記事で、そう気づいた時のことを思い出しました。環境に優しい、にも繋がって、さらに喜ばしいことですよね。
    ご紹介ありがとうございました!

    1. 輪湖もなみ 輪湖もなみ より:

      乗り換え中さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      自分も心地よく安全安心快適、そして世界も・・。両立できたらHAPPYですね^^

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