個性が光るおしゃれをしている人は、自分のアイコンを確立させている

こんにちは。ミランダかあちゃんです。

よしえさまから「個性・オリジナリティーとは?」についてご質問をいただきました。
う〜ん、とっても深いテーマ。

個性が光るおしゃれをしている人は「自分のアイコンを確立させている人」ではないかしら?と、かあちゃんは思います。

例えば、みんなの憧れmadame Hさんと言えば、「ロジェ・ヴィヴィエ」の靴。
madameのスタイルに欠かせない、大切な要素の1つです。

素敵だわ〜。私も欲しいわ〜。
と憧れる方はたくさんいらっしゃると思うのだけど

たとえ同じ靴を手に入れて履いたとしても
「素敵!」ではあるけど
「貴女らしい」にはならない。

なぜって日本で「ロジェ・ヴィヴィエ」と言えば、「madame Hさんのアイコン」ですもの。
(フランスならもちろんイネス・ド・ラ・フレサンジュですね。)

 

自分にとっての「ファッションのお手本」から学ぶことは素敵なことだけれど、
「雑誌で人気と書いてあったから」
「人気インスタグラマーが着てたから」
となんでもかんでも飛びついてしまうと、かえって「個性」からは遠ざかってしまうことになるんじゃないでしょうか。

お手本から学ぶ時期を経て、様々な経験を積んで、「私はこれ」というアイコンが定まる時期、
それが大人のおしゃれの成熟期かもしれません。

世界の優れた画家や音楽家だってこうした道を辿って「個性」に行き着いている、という話は、
以前にこちらにも書きました。

サルバドール・ダリから学ぶ・自分の個性の見つけ方

 

 

 

かあちゃん自身は「アイコン」とまではいきませんが
ステラマッカートニーとコムデギャルソンのベイシックライン、それにスカーフ柄の3つが一番自分らしいと思います。

ステラマッカートニーは、ファッションにサスティナブルという思想を持ち込んだ第一人者ですし、
コム・デ・ギャルソンは、いうまでもなく日本が世界に誇るトップブランド、
デザインものは敷居が高くてなかなか手が出ませんが、
シャツやニットなどのベイシックなアイテムも、技術力の高い日本の縫製工場で丁寧に作られてるところが魅力で、何度も繰り返し着たくなります。

その時々の服やデザインが好きというだけでなく、
デザイナーやブランドの思想にも、とても共感できるんですよね。
好きなブランドのことはもっと知りたくなるし、知ったらもっと好きになる。

 

「このブランドの服好き。自分の長所を引き立ててくれる気がする。気がつくといつも欲しいものがある」
もしあなたにもそんなブランドがあったら、
「どんな人がデザインしているのかしら?」
なんて、そのブランドの魅力をちょっと深掘りしてみるのも面白いのではないかしら?と思います。

 

下の写真は、パリ装飾芸術美術館「ジャポニズムの150年」展でのコム・デ・ギャルソン。
パリでは空前のジャポニズムブームでした。

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個性が光るおしゃれをしている人は、自分のアイコンを確立させている” に対して 2 件のコメントがあります

  1. よしえ より:

    ミランダかあちゃん、こんばんは。
    さっそく記事にして下さり、ありがとうございます。大感激です。ダリの記事も合わせて拝読致しました。
    アイコンを持つこと、なるほど〜…!
    ブランドやデザイナーの思想など考えたこともありませんでした。ステラマッカートニーは、サスティナブルをファッションに持ち込んだ方なのですね。リメイクを手掛け、おしゃれの習慣の継続を促していらっしゃるかあちゃんと共鳴するものがありますね。
    スカーフについては、かあちゃんはただもう無性にお好きなようだと著書やブログから感じていたのですが、お好きになられたきっかけなどございましたら教えて頂きたいです。(ファンより)
    記事、何度も読んで咀嚼したいと思います。入口として模倣もありということで、失敗も経て「好き」に出会えるとよいです。
    ところで、かあちゃんは関連ページを必ずリンクして下さっていてワンクリックで見られますよね。神は細部に宿る、さすがのお気遣いに感謝です。

    1. 輪湖もなみ 輪湖もなみ より:

      よしえさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
      「個性とは?」なかなか深いテーマで、かあちゃん自身も改めて考えさせられるきっかけになりました。
      ありがとうございます!
      スカーフを好きになったきっかけ、それもまた長い話になりそうで(笑)
      まとめて記事にいたしますね〜^^/

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