60代にふさわしいファッションって何だろう?

こんにちは。ミランダかあちゃんです。

「60代にふさわしいファッションについて教えてください」
というコメントをいただきました。

かあちゃんもアラフィフというよりは、そろそろアラカンという年齢です。
今月は立て続けに撮影があり、若くて美しい女性と一緒にスタジオで撮影していただいている自分に、ふと我に返り、
「こんな図々しいことをしていていいのか??」と内心冷や汗が。。

ただ、「顔もスタイルも平凡で、年齢相応に見えるおばちゃん」であるかあちゃんが、
どうしたらファッションを楽しめるか、というサンプルとしてお役に立つのであれば、これからも体を張って行こうとは思っております。

と、なんだか言い訳がましい書き出しになっちゃいましたが、
かあちゃん的には、50代だから60代だからと、年齢なりのファッションというのはあまり意識したことがないんです。
60歳を超えて、今のスタイルが合わなくなってきたら変えるし、このままでいいと思ったら変わらない。
その時々の髪の色や、肌の質感や、体型の変化なりに、一番しっくりくるものを見つけていけばいいんじゃなかしら〜って思います。

 

ただですね、「もうこの歳になったら人がどう思おうと構わないから自由にさせて!」と、開き直るつもりもないんです。
例えば、アイリス・アプフェルさん。
カラフルで楽しそうで個性があって、映画で見る限り、ご本人もとてもチャーミング。
ただ、彼女のスタイルにアーティスト的な魅力は感じますが、真似したいファッションだとは思いません。
「いつも自分の好きが最優先」に走りすぎてしまうファッションには、社会性という魅力を感じないのです。

アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー

例えば、あなたがちょっとおしゃれなランチ会を主催したとして、ゲストがデニムにサンダルばきで登場したら「あれれ」って思いません?
例えば、京都のリッチな日本旅館に泊まる女子旅に、お友達がクラシカルな風景にふさわしく落ち着いた上品な装いで現れたら、旅の気分が盛り上がりそう。
一緒に時を過ごす人の気分が良くなるように、場に相応しく考えられた社会性のあるファッション。
そんな方を見かけると、知性と思いやりを感じて、かあちゃんは嬉しくなっちゃいます。

 

ファッションは自由なもの。
でも、個性と社会性の交じわった点で自分を表現できる女性からは、人間的な魅力まで垣間見れるような気がします。
人生100年時代ですから、
できれば80歳になっても90歳になっても、社会の人の輪の中でつながりを持ち、なにがしか人のお役に立てる存在でありたいなあとかあちゃんは思っております。

 

ちなみにかあちゃんが魅力的!と感じるのは、例えばこんなタイプの女性です。
目指せ!モードな70歳!
甘さ控えめ、飾り立てることなく、素材で勝負できるスタイルが好き。

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60代にふさわしいファッションって何だろう?” に対して 9 件のコメントがあります

  1. TATA より:

    大賛成です。
    ファッションは個人のセンスが大切だけど、TPOを踏まえていることが大前提だと感じるので。
    こんなマダムになりたい! そう思えるお手本が身近に沢山存在すると、ファッション精神も成熟するのかな、と思う近年です。
    “小娘ファッション”に媚びない。ここなのかな、日本の現状は。何となく感じることです(><)

    1. 輪湖もなみ 輪湖もなみ より:

      TATAさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
      日本の女性は、年齢を重ねてさらに素敵になっていく方が多くて、嬉しくなります。
      成熟した大人の女性が、生き生きとおしゃれを楽しむ時代。
      年を重ねるのも悪くないじゃない?って思いますよね^^

  2. mitchan より:

    いつも楽しく拝見しています。
    鋭い視点に溢れ出る優しさとユーモアセンスがとても素敵です!
    以前通っていたブランドが似合わなくなり、背が低く海外ブランドはなかなかしっくりきません。割と派手な物が好きで、ドリスやkenzoスエットなどを着ると娘たちから不評だったり…好きなものと似合うものの見極め方を教えて頂けると嬉しいです。
    まだまだ寒い日が続きますので、お身体ご自愛ください。

    1. 輪湖もなみ 輪湖もなみ より:

      mitchanさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
      かあちゃんはどちらかというと、「好きなものは気合で似合う」と思っている方なのですが(笑)
      周囲の評価、特に年頃のお嬢様のコメントは、参考になる点もあるかもしれないですね。
      その他信頼できるショップスタッフの方とか、客観的なアドバイスをくれる方に、意見を聞いてみるのもいいかも・・と思います。 

      1. mitchan より:

        お返事ありがとうございました!周りの意見ばかりを気にせず、気合いと共に自分の好きという気持ちに向き合ってみます。
        ミランダかあちゃんのような素敵なマダムになれますように!
        今回は参加できず残念でしたので、次回のイベント開催を心待ちにしています。

  3. よしえ より:

    ミランダかあちゃん、こんにちは。
    体調、お変わりありませんか?
    知性と思いやりのファッション!素敵な言葉ですね~!子育て中は、ファッションに制約が多いのですが、息子や周りのお子さま、ママたちと楽しく過ごすための思いやり…と思うと今の自分のスタイルがちょっと好きになれます。
    ところで、本日かあちゃんの著書のAmazonレビューを投稿致しました。遅くなりました。名著が広まりますように~

    1. 輪湖もなみ 輪湖もなみ より:

      よしえさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
      制約のあるファッションであっても、子育ての時期はかけがえのない時間ですものね。
      ぜひぜひたくさん楽しんで過ごしてくださいませ。
      拙書をお読みいただき、アマゾンレビューまで!本当にありがとうございます。
      反映されたコメントを拝読するのを楽しみにしております。

  4. Magmag より:

    母ちゃんさま
    いつも楽しく拝見しています。体調はいかがでしょうか?こちらの記事を見て、とても気持ちが楽になりました。今日はお仕事で出張だったのですが、昨夜から着ていくものに困っていました。本命は子供のお迎えで汚れてしまい(泣)、頑張って裾を下ろしたスカートは天気に合わない!そもそもどーして私は出張の時に服でこんなに悩むんだ!?と。それはもしかしたら相手やその場に相応しいように自分の業界や職種にあった格好をしたいと思っているからかと。なんかそう思ったとたんにコーデがすんなり決まり、自信をもってお仕事できました。お礼申し上げます。
    ファッションの力って本当に大きいですよね。毎日ブログ楽しみにしています!

    1. 輪湖もなみ 輪湖もなみ より:

      Magmagさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
      ご出張お疲れ様でした!
      わかる〜。着ようと思った服が洗濯中だったり、天気に合わなかったり。かあちゃんもしょっちゅうでした。
      実は服選びから、仕事は始まっているのかもしれませんね。ご活躍を応援しています!

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