ファッションは私たちが作る時代

こんにちは。ミランダかあちゃんです。

NHK BSプレミアムの「渡辺直美のNAO Meets」という番組が面白くて欠かさずチェックしています。
毎回、世界中のファッショニスタ・ブロガーの女性たちの活躍ぶりが取り上げられていて、おしゃれの参考にもなるし、見ていてすごく楽しい!

歴史あるファッション番組「ファッション通信」が、デザイナーやファッション誌の編集者など、いわゆる「ぎょかーい人」しか出てこないのに対し
「NAO Meets」で登場するのは、本当に旬のインフルエンサーやブロガーさん。(でも10億稼いでる!)
こういうのを見るにつけ、閉鎖的で参加しづらかった「ファッション業界」が、より私たちに身近なものになったことを感じます。

ランウェイだって、最前列に座るのは、編集者でもバイヤーでもなく、ブロガーやインフルエンサーたちですもの。
以前、とある広報のプロの方がかあちゃんに「ブロガーと名乗ると下に見られるから、プロデューサーという肩書きの方がいい」
とアドバイスしてくれたことがあるのだけれど、それってアタマが昭和だわ〜。
昭和ネタは大好きなかあちゃんですが、ファッション業界は今、デザイナーが上から物申す時代じゃなくて、
みんなが欲しい!と思うもの、ストリートから湧き上がるムーブメントが、世の中を動かす時代になってきてると言えます。

ちょっと前に読んだこちらの本
「複雑なタイトルをここに」ヴァージル・アブロー
も新しい時代の到来を実感する内容でした。

ヴァージル・アブローは、2018年秋冬からルイ・ヴィトン メンズの初めての黒人デザイナーとなった人物で、
元々は建築家・グラフィックデザイナーです。
カニエ・ウエストというラッパーのミュージシャンのアートディレクターをつとめて、
「OFF-WHITE」という自分のブランドも(工事現場のようなベルト、見たことあります?)大ヒット商品連発で話題になった、今大注目の人物。

上の本は、彼が2017年にハーバード大学デザイン大学院でおこなった特別講義の内容をまとめたものなのですが
ファッション業界特有の差別感が全くなく、フェアで視野が広くて、学生に対しても実にフラットな姿勢で話しかけている。
これからはこういう人が、ファッション業界を動かしていくのだろうな、と。

 

何が言いたいかというと、ファッションは一部のファッショニスタたちのものじゃないし
ファッション業界の人たちの提案を、そのまま鵜呑みにする必要もない。
私たちが、生活者の実感としてこうありたいと思うことが、一番大切。
素敵な時代になったなって思います。

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ファッションは私たちが作る時代” に対して 2 件のコメントがあります

  1. 大阪のオバハン より:

    最高にカッコいい
    ブロガー&インフルエンサーの
    かあちゃん様

    感動的な内容でした。
    ファッション業界からは遠い存在の人間だけど、自分も世の中のファッションというものの一粒なんだな~という意識を持ちました。
    これからもかあちゃんのブログで毎晩楽しんで勉強続けつつ、自分流のファッションも探し続けていきます。
    勇気百倍アーンパーンチ!!笑

    1. 輪湖もなみ 輪湖もなみ より:

      大阪のオババンさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
      嬉しいコメントに、かあちゃんの方が勇気百倍!!です。
      ファッションって誰でもが楽しめる文化であり実用品だと思います。
      楽しみながら探していきましょう〜。

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