サスティナブルと私たちにできること
こんにちは。ミランダかあちゃんです。
環境省のこちらのページを見たこと、ありますか?
環境省が日本で消費される衣料と環境負荷について2020年12月から2021年3月の間に調査した内容をまとめたものです。
とてもわかりやすいので、ぜひのぞいてみてください。
2020年には78.7万トンの衣服が家庭や事業所から廃棄されましたが、そのうち95.4%が家庭から、残り4.6%が企業からだそうです。
問題は家庭から手放された衣料の捨て方・処分のしかたです。
66%の不用品がゴミ、不燃ゴミ処理、
20%がリユースショップやフリマアプリでの再販などの「リユース」
14%別の用途で再利用される「リサイクル」に回ってる。
環境問題っていうと、とかく多くのアパレルの作りすぎばかりにスポットが当たりますが、
実は私たち消費者が不要な衣類の捨て方や、そもそもの衣服の持ち方を見直すだけで、ものすごくこの問題に貢献できるっていうことなんです。
家庭から捨てられる衣類ゴミって年間約15億点!と言われますから、ちょっと想像を超える数字ですよね。
私たち消費者って、「サスティナブル」のために、どうしたらいいんでしょう。
かあちゃんが考えるに、だからと言って単純に「服を買わない、持たない」という姿勢になってしまう必要はないと思います。
着飾ること、自分をより美しく快適に魅せるための服にこだわることはとても大事なこと。
私たちができることとして、5つほど考えました。
(1)持っている服を十分に活用することを考える
クローゼットの多くには、「塩漬け服」が眠っていることが多いです。
手前味噌ながらかあちゃんの書籍にクローゼットの整え方を詳しく書きましたので、緊急事態宣言中にお家にいてお時間ある方は、塩漬け服の撲滅!に着手してみてはいかがでしょうか。
撲滅のためには、ただ捨てるだけじゃダメなんです。
なんで塩漬け服ができてしまったのかを、ちゃんと分析しないと・・。
「いつでもおしゃれ」を実現できる幸せなクローゼットの育て方
(2)お手入れをマメにする
「セーターに毛玉がついたら捨てる」って思っていませんか?
毛玉は汚れじゃないですよー。
クリーニング屋さんじゃなくて、自分でとるものですよー。
とると新品みたいにきれいなセーターに蘇ります。
その他、靴磨きとか、スニーカーのヨゴレ取りとか。
なんか気分が落ち着かない時にやると精神衛生上も良くて、おすすめです。
詳しくはこちらの動画もご参考に。
知らないと損!ニットの洗い方としまい方#家で一緒にやってみよう
毛玉を取る!ニットを長持ちさせるお手入れ方法・お手入れグッズをご紹介します!
(3)新陳代謝を恐れない
塩漬けの中にありがちなのが、「賞味期限切れ服」です。
取れないシミがついているのに、もうウェストがきついのに、黄色く変色したTシャツとか、高かったからとキープしていても、「いつか着る日はもう来ない」
こまめに手持ち服の状態を処分をすることでいつも着る服がクローゼットに並ぶことになり、クローゼットがきれいなほどオシャレのモチベーションは上がります。
(4)買うときは慎重に
服の値段は1990年に比べて47%下がっているのに、購入点数は1990年に比べて約1.5倍に増えています。
つまりこの20年ほどで、安いから簡単に買ってポイポイ捨てる、という服の扱いが定着してしまったわけです。
安いから買う、念のため色違いを買う、マークダウンされてるから買う、などの行動をちょっと見直して、「安いけど自分にとっていいものだから買う」に切り替えていきましょうね。
(5)どう処分するかも考えて買いましょう
買う時に、そのブランドがリセールできるものか?も、頭の隅っこに置いておきましょう。
ユニクロやH&Mなどのブランドは、リセールできませんが、お店に不用品リサイクル回収ポストがあります。
回収インフラが整備されたブランドで買えば、着なくなった服に第2の命を吹き込むことを、企業サイドで引き受けてくれますから。
(6)楽しくリメイク!
最近服のリメイクも地味に浸透してきた感がありますね。
楽しくリメイクする方法を見つけたら、このブログでもシェアしていきますね。
かあちゃんのブランド「STYLE04」は、お手持ちの使わなくなったスカーフを、バッグやツイリーにリメイクするサービスです。
もう4年もずっと続いているロングセラーです。
ショップはこちらですので、もしご存知ない方がいたらのぞいてみてくださいね!
★医療従事者の皆様のお働きに今日も心から感謝いたします。
★かあちゃんの新刊本「どうせなら歳は素敵に重ねたい」を読んだよーという方、Amazon・楽天で購入された方は、ぜひレビュー投稿と星の評価をお待ちしてます!着々とレビューが増えていて、本当に感謝です。
そしてもし、ご自身のブログなどでかあちゃんの新刊本について書いてくださったかたがいらしたら、どうぞこのブログのコメント欄でお知らせくださいね。
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こちらの記事、とても興味深く拝読しました。新しい服を身に着けたときの気持ちの高まりは捨てられないですが、かあちゃんの書籍を拝読して、そもそも本当に必要なもの、欲しい物を購入しているか?ということを見直すきっかけになっています。半年前から、ご紹介されていたナカタハンガーやマワハンガーを本数限定で使用し、ブランドハンガーをもらわないようにしていたら、自分の使用するアイテムを把握しやすくなりました。いつもありがとうございます(^^)。
レオン太さま、こんにちは。コメントありがとうございます。
ハンガー統一にチャレンジなさったのですね!ハンガーを同じにするだけで、服が整然と美しく見えますよね。
こちらこそ、いつもありがとうございます。