こんにちは。ミランダかあちゃんです。
週末いかがお過ごしですか？

昨日、Dries Van Notenの秋冬受注会に行ってきました。
今回のコレクション、本当にゴージャス！
リッチで大胆なゴールド使いに、職人さん泣かせの刺繍やスパンコール。
このまま美術館に展示されてもおかしくないと思えるような服が見られて、目福でした。

 

次のAWシーズン、フェミニンでエレガント、そしてボディーの線を見せつつ柔らかなシルエット・・というのは変わらない流れのようです。
そして総レースやシアー素材も相変わらずパワーアイテムですね。
これから春物のセールが始まりますが、もしそういったアイテムや素材を見かけたら、秋も継続トレンド間違いなしなので、買っておいてもいいかも。
そしてカラーはブラックではなく、グレーがきます！

 

 

ハイブランドのコレクション、高いし私たちにはなんの関係もないわ！と思われるかもしれませんが、
コレクションのトレンドはまわりまわって、半年〜１年後に私たちが着るリアルクローズにも反映されます。

 

例えば、2023年コム・デ・ギャルソンの2023SSコレクション

シルエットだけ見ると、わかりにくすぎて「？？」　になるかもしれませんが
素材をよく見ると、ケミカルレースやレザーのお花のパッチワークをつなげたものを多用しています。
何かの素材の上に透け素材を重ね、そこに浮き出る模様や立体感を見せようとしていることがわかります。

 

 

で、これがお店に並ぶリアルクローズだと、こうなります↓

コム・デ・ギャルソンの透かし編みニットの下に、ボーダーTを着ています。

 

ブラックコム・デ・ギャルソンのメッシュTシャツの下に、ダルメシアン柄のTシャツを着ています。

ここ、下に白いTシャツを着ないことがポイント！
あえて下に柄物や色物を着て、その上に透けアイテムを重ねることで、奥行きや立体感が出て、
下に合わせる服によって、ガラリと雰囲気が変わるんですよね。

 

コレクションの難解に見えるアイテムと、お店で私たちが見る服は、こんな風にちゃんとつながってます。
だから服がお好きな方は、たまに全ての原点であるコレクション画像を見ていくと、「なぜ次のシーズンはこのアイテムが来るのか」が
大きな流れの中でわかるようになりますよ。

 

STYLE04のドルマンスリーブニットも、こうした「透けアイテム」の流れをくんで作っています。
STYLE04は大人世代向けブランドなので、より上品さを求めてごく薄手のニットで透け感を表現しました。
大好評につき先週から再販開始していますが、（今回は予約でなく即納です）
明日6月5日(月)までで、いったん販売終了となりますので、よかったらチェックしてみてくださいね。

 

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