誰でもおしゃれを楽しめる世界

こんにちは。ミランダかあちゃんです。
古巣のワールドにお邪魔してきました。
2020年10月18日(日)まで、(株)ワールド北青山ビル1階で「246 st.MARKET」というpop upイベントが開催中です。

ちょっと面白い取り組みをしているプロジェクトがあるというのでのぞいてきました。
「コオフクプロジェクト」

「コオフク」は「CO(共同、相互)服 」「考服」「幸福」
”誰でもおしゃれを楽しめる社会”をめざし、心にも身体にも着やすい服の開発や販売を行っているそうです。

下の写真のスキッパーシャツとチェックのパンツ、ごく普通の服に見えますよね?
ところが、障害のある方が着やすいような仕掛けがたくさんしてあるんです。

着脱がしやすいよう、こちらのパンツは左右両サイドにガバッと大きく開く深めのジッパー付き。
ライラック色の紐は、パンツを上に引き上げやすいよう取り付けられたもの。
裾口もサイドジッパーが取り付けられ、足入れがスムーズな仕様になっていました。

スキッパーシャツはの裏側のえりの下に、白いテープ状のものが取り付けられてるでしょう?
これは滑り止めだそうです。
たしかに、かぶりやすいよう襟ぐりを大きくしたシャツって、気づくと後ろに引っ張られて、いつの間にかえりがずれてることありますもんね。

袖まわりや脇下も、可動域が大きいようなゆったり仕様。

 

こちらはメンズシャツのフロントボタンです。
実はその下にスナップボタンが取り付けられていて、あまり指に力を入れなくても止められる作りになっています。

パンツの裾口もスナップボタンで簡単に開閉。
このデザインのフレアパンツ、かあちゃんも欲しいかも。

ベルトのバックルも力を入れなくてもパチンと閉まるマグネット式でした。

かあちゃんの実家の母も骨折で一時車椅子生活になってしまったことがあり、そういう時ってズボンの脱ぎ履きが本当に大変なんですよね。
年齢と共に、家電の細かいボタンも押しにくくなったり。
本人におしゃれしたい気持ちはあっても、いちいち誰かの手を借りると思うと、「ジャージでいいわ」ってなっちゃう。
だから、そういうことに応えてくれる服を作るって、社会的意義のある取り組みだと思います。

 

このプロジェクトを立ち上げた後輩女史。
みんなそれぞれのやり方で「服で人を幸せにしよう」って頑張ってます。

このpop upイベントは、今週日曜日まで開催されています。
原宿青山近辺にいらっしゃる方は、どうぞのぞいてみてくださいね。

ワールド北青山ビル:東京都港区北青山3-5-10.(東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線表参道駅A3出口より徒歩2分)

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