試着室で起きるあの恥ずかしい悲劇がなくなる?!

ZARAの商品にRFIDタグという、
在庫検索ができる便利なシステムが導入されていると聞いて、
行ってきました。
今日はその様子を実況中継します。

潜入した?!のはZARA新宿店です。
商品を選んでフィッティングルームへ。
いつものごくふつうのフィッティングルームです。
が・・入って右手に小さいテレビみたいな画面がついてるよ。
画面には「ZARA」の文字以外、なにも映っていません。

かあちゃんガサゴソと ↑この服にお着替えしていると
画面が勝手に動き出しました。
まさか、ドッキリ?!

すると驚くことに、かあちゃんが
フィッティングルームに持ち込んだ商品5点が
すべて画面に出てきました。

す、すごい。
どうしてわかったの?
(テレビに向かって話すのは、おばちゃんの特徴)

画面に表示されているのは
商品の写真、商品名、お値段、サイズ展開、
それから他のZARAの商品との組み合わせ例。
ものすごくわかりやすい!!

「これ、いいけど何に合わせようかしら?」
と思ったとき、
かあちゃんはたまに試着室の中で
ZARA オンラインショップを検索して
スタイリング写真を見たりしていたので、
これは助かりますね。

そしてもし、サイズが合わない、
もうワンサイズアップしたいなあと思ったら
サイズを選んで「衣類リクエスト」っていうボタンを押すと
ZARAのスタッフの方が試着室に持ってきてくれる。

・・・・はずのようですが
5分たっても、10分たっても、なにも届かない。

かあちゃん、おずおずと試着室を出て
「あのお、衣類リクエストというボタンを押したのですが・・・」
というと、
「ごめんなさい!!今日そのシステムトラブルで動かないんです」
だって。(爆笑)

いいわ、いいわ。
こんな便利なシステムを考えてくれたんですから、
ちゃんと稼働してくれるのを、かあちゃん楽しみにしてる。

ZARAのフィッティングルームって、
うなぎの寝床みたいに
ずら〜っと並んでいて
奥行きがあるじゃないですか。

試着したら小さすぎて
違うサイズを試したいなあと思ったとき、
サイズがあわない服のジッパーを
おなかを思い切り引っ込めてぐぐぐい〜っとひっぱりあげ
パツンパツンの悲惨な姿のまま
靴を履いてフィッティングの外に出て
入り口にいるスタッフの方のところまで行き
「あのう、もうワンサイズ大きいの、ないですか?」
って聞かなきゃいけない恥ずかしさよ。

入り口に試着待ちの列もできてるし
ごめんね。おばさん時間かかって・・って思いながら
サイズ違いの商品を持ってきていただくまで
手持ち無沙汰でひたすら待つ・・・

とか色々考えると
もう今日は買わないで帰ろ!って思うお客様も
いたんじゃないでしょうか。

それがボタンひとつで
試着室の中からリクエストできるようになるとは画期的!
おばちゃんの切ない乙女心をわかってくれて嬉しいわ。
それと、「パーソナルショッパー」というボタンを押すと
お店のスタッフの方に
ちゃんと接客してもらえて
アドバイスいただけるそうです。

このRFIDチップというのは
清算をしないでお店の外に出ると
「ぴぴぴー」って鳴る、
あのタグに埋め込まれているそうです。

ZARAのスタッフの方たち、
毎日、フィッティングの外に山のように返された商品を
お店の陳列場所まで戻したり
サイズ違いの商品を探したり
棚卸ししたり、と
あの広い店内で商品管理をするのはすごくたいへんだと思う。

このシステムはお客様の不便を取り除くだけでなく
お店のスタッフの方のお仕事の効率も
格段によくするでしょうね。

同じ親会社インディテックス(Inditex)の
「ベルシュカ(Bershka)」や
「ザラホーム( Zara Home)」でも
そのうち導入されるでしょう。
ますます便利になると思います!

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