乾いてクサくなくなってからが似合う大人香水
若い頃は、自分がクサイんじゃないかと
いつも心配してました。
体育会バスケ部でしたし
若いと、毛穴やらなんやらから
脂や熱気や体臭や、いろんなものが
じわじわと湧いているような気がして
青春とシーブリーズは、切っても切れない仲。
メイクをするようになってから
オーデコロンに目覚め、
色々な種類を買い漁ったのですが
愛用していたのはいつも白い花の香り、
ジャスミンやクチナシ、イランイラン、ユリなどをベースにした
万人受けするものが多かった。
今、日本の40代女性に人気なのは
・ミスディオール
・チャンス
・アルページュ
あたりらしいので
甘すぎず、セクシーすぎず、万人受けするという
平均的な日本女性の好みといったところでしょう。
海外に行くと、空港の香りが日本と違いますよね。
とりわけ、ちゃんとお帽子をかぶった
妙齢のマダムからは
シャリマー、プワゾン、シャネルNo.5などの濃厚な香りが漂っていて
なんとも言えず素敵。
ところが、かあちゃんが真似して免税店のテスターをつけてみると
「くっさ!」
この差ってなんなのかしら?と思っていました。
アラフィフになって実感するに。。。
女性は歳をとると、脂っ気が抜けてきて
毛穴からはもはや何も出ない。
潤い成分が出ない代わりに、
クサイものも出やしない。
でも、そんないい感じの乾きっぷりになって、
ようやく押し出しの強いラグジュアリー系の香りが
似合うようになるのかもね、と思います。
無機質なボトルが目に止まり
思わず試してみた「コンクリート」
中身は生コンの香りじゃないのよ。(笑)
このクールすぎるボトルに入っているのは
思いがけず甘く華やかな
サンダルウッドのラグジュアリー系の香り。
そのギャップが面白くて、使ってみることにしました。
乾いてクサくなくなってからが似合う、大人香水。
歳を重ねると、こんないいこともあったのね。