不幸なオンナにならない色選び。自分のテーマカラーは4段階でうまくいく

今年の秋冬、「ミョーに顔色の悪い女性」が
気になってしかたがありません。
こんなジャケットの色とか・・


出典:GU http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/274546

こんな色とか・・

こういう感じのベージュピンク、なかなか難しいぞ!
特におばちゃんの肌色には、厳しいぞ!
あ、おばちゃんはGUで買うなってこと?(泣)

この「心配され色」に、
さらに今年はボルドーやらレンガ色を合わせる組み合わせ。
難易度マックスだわ。
(すでに買った方がいたらごめんなさい。。。)


出典:GU http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/285172

この前テレビを見てたら、
横澤夏子さんが上下にベージュピンク着てて
あまりの老け方に、かあちゃん持っていた
みかんを落としてワンコに食べられました。(ほんとほんと)

トレンドに飛びつく一番の怖さは、
似合わない色を選んでしまうことと
手持ちの服に合わない色を選んでしまうこと。
そうならないために・・というのが今日のお話です。

自分のテーマカラーを決めるには
4つのステップで考えるといいと思います。

(1)土台カラー

黒、グレイ、白などの、無彩色のカラーです。
あなたも持ってますよね?
かあちゃんが、大人世代の方にオススメしたいのは「グレイ」です。
「最近黒が似合わなくなってきた」って人いません?
身も蓋もない言い方すると、
大人世代は、肌色がくすんでぼんやりしてくるので
きつい色が似合わなくなる人、多いです。
「グレイ」は「チャコールグレイ」から「ライトグレイ」まで
明るさに幅があるから、自分に合う色を選びやすい。
それに、
「グレイに合わない色はない!」って言われてます。
黒×黄 タイガースカラー は服には難しいけど
グレイ×黄 はアリですよね。
「明るい」と「暗い」の中間なので、
なんでも受け止められる幅の広さを持ってるグレイ。
着たことがない方は、ぜひお試しを。

(2)ベースカラー

ワードローブすべて黒、グレイ、白だと、
大人世代には、ちょっと地味で暗い。
なので、プラス1色を軸色として持っていると便利です。
かあちゃんの場合は「茶系のグラデーション」なのだけれど
この色選びは、下の記事を思い出してみてね。
イエローベースとブルーベースがあるよってお話でした。
流行色より季節らしさを。「美人に見せる色」の見つけ方

(3)アクセントカラー

かあちゃんの場合は、カーキからグリーンです。
ここで大事なのはベースカラーとアクセントカラーの
色系統を揃えておくこと。

一口に茶色から緑といっても、
赤みの強い色から、黄みの強いもの
グレイが入ったものや、
絵の具のチューブから出したてのような、にごりのない色まで
いろいろあるから
「同じ色で揃える」ことより
「トーンを揃える」ことのほうが大事。

昨日ご紹介したパレットで比較してみてくださいね。

ここで、クロゼットマップのことを思い出してみてください。
かあちゃんのワードローブの「基本」の服は
「土台」「ベース」「アクセント」の色で構成されてます。↓

(4)「スパイスカラー」

最後に効かせる色が、スパイスカラー。
「スパイス」だから、ほんのちょっと、小面積でいいの。
たくさん入れすぎると、激辛唐辛子担々麺になっちゃう。
このとき、アクセントカラーの反対色を選ぶと
ピリッときますよ。
かあちゃんはグリーンの反対側の、赤からオレンジ。
シックにまとめたいときは、もちろん省いてもOKね。

というわけで、こうして選んだ4段階色は
昨日の「わたしブランド」を考える上で、
また、快適で迷わない服選びのために、
とっても大事な要素になります。

たまに
「パーソナルカラー診断で”サマー”って言われたから」と
そこから一切ハミ出そうとしない方もいるんだけど
それはちょっともったいないかも。
もちろん似合う色の目安にはなると思うけど
同じ色の赤でも、サテンの赤とウールの赤とコットンの赤じゃ
全然雰囲気は違うでしょ?
色の傾向は頭にいれつつ
ざっくり私はブルーっぽいのね くらいに思ってて
あとは、服を顔にあてるを繰り返して経験値を上げる、
これがやっぱり確実な方法だと、かあちゃんは思います。

ねえねえ、ところでトレンドってどうやってとりいれるわけ?
いつも同じ形と色じゃ、つまらなくない?
には、次回お答えしたいと思います。

不幸なオンナにならない色選び。自分のテーマカラーは4段階でうまくいく” に対して 2 件のコメントがあります

  1. 泰成 より:

    始めまして、21歳の男性です^^
    最近になってかあちゃんさんのブログに気付き、コーディネーターになるためにファッションを理論的な観点で研究しています。すごく勉強になっており感謝しております!
    かあちゃんさんは基本的にスパイスカラーや暖色、寒色といったカラーは面積を小さめに設定されています。
    しかし、自分のコートはベージュ、紺、黒といった無彩色側の物が多い一方、ワインレッドやマラカイトグリーンといった、より優しめの暖色も所持しています。
    私のコーデは普段からモノトーンで、どこかで1色のアクセントを強く持たせるようにしていますが、こういった、面積の大きめな暖色の洋服に関する考えを教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。

    1. 輪湖もなみ 輪湖もなみ より:

      泰成さま、こんにちは。コメントありがとうございます。
      ファッションをお勉強中でいらっしゃるのですね。
      ワンカラーのアクセント、面積の大きめなアイテムを取り入れる時は、見どころをそれ1つに絞り込むのがポイントかと思います。
      強いアクセントカラー同士の掛け合わせは成功すると非常に素敵ですが、かなり難易度は高くなりますので、
      取り入れやすさという点で、的を絞ることをお勧めしています。

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