ドリス・ヴァン・ノッテン「ファッション業界への公開書簡」
こんにちは。ミランダかあちゃんです。
WWDにこちらの記事が掲載されました。
先月発表された
ジョルジオ・アルマーニからの公開書簡
にもあった、ファッション業界の悪しき慣習を、今こそ変えよう!という声が、今ファッション業界内部から次々と上がっています。
かあちゃん昨日の動画撮影用に、みなさんがお家でも着やすそうな夏用のワンピースを探したのですが
1着8万円代という超びっくりな上代設定のものをチラホラ見つけ、少々暗澹たる気持ちになりました。
特にハイブランドというわけでもない、ドメスティックブランドのごくごく普通のコットンワンピース。
確かにコットンのクオリティーはいいかもしれないけど、お家でお洗濯する綿のワンピースに、そんなお金を使うお客様がどこにいるのか??
多くの賢明な読者のみなさんはすでにご存知の通り、夏のワンピース、盛夏前の6月末にはセールになります。
そしてシーズンエンドにこのワンピースを50%OFF、60%OFFにして売ってもギリ利益が出るようにしている。
だからプロパー上代にこんな馬鹿げたお値段がついてしまうのですね。
スイカを冬に買ったら馬鹿高いけど、かあちゃんたち普通の消費者の感覚なら、わざわざ高い時に買う理由なんかありません。
冬はみかんを、夏はスイカを。
旬の時期に安くて美味しいスイカを楽しみたい。
夏のワンピースも、最初から適正な価格で売ってくれるのであれば、7月や8月にセールでなくても買います。
なのに8月のお盆過ぎたらダウンコートの受注会などを始めていたファッション業界。
欲しい時に欲しいものを売るのが市場の原理のはずなのに、なんだかおかしいことだらけです。
上の書簡では
「春夏物を2月から7月まで、秋冬物を8月から翌年1月まで店頭に置くことや、セールをシーズンの最後(春夏は7月、秋冬は1月)に実施することを提案」
それってごくごく当たり前のこと、というのが私たち消費者の正直な感想ではないでしょうか。
コロナという黒船が来て、ようやくファッション業界も変わろうとしています。
値引きロスや、やたらと高い店舗の家賃など、服の値段を釣り上げてしまうことをできるだけやめ、受注生産をして本当に欲しい人の分だけ作ろうとするブランドや、ECサイトに上手に誘導しようとするブランドを、
私たち消費者は賢く見極めていかなくちゃいけないですね!
出典:pinterest
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かあちゃんのブログが復活して良かったです。わたしは、Madisonblueが好きで、値下げ(セール)しないんですよね。もちろん高いのでそんなにぽんぽん買えませんが、何年か前のコレクションも在庫があれば、表参道のお店で買えるようです。少しずつお金が貯まったら買える、みたいなのがわたし的にはいいなーと思います。
すじっこさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
少しずつ買い足していけるお気に入りのブランドがあるのは楽しいですね!