愛用ブランドが最近合わないと感じたときの、次のブランドの探しかた

「長年○○というブランドが好きでよく買っていたのですが
最近どうもしっくりこないと思うようになりました。
今の私にぴったりくるブランドを、どうやって探せばいいですか?

わりとよくきかれるご質問です。
例えば「セオリー」のサイズが合わないと感じ始めたら、
「セオリーリュクス」というように
お姉さんブランドがあればいいのだけど
そうじゃない場合は、
どうやって次のお気に入りのブランドを見つけるの?

かあちゃんは、百貨店やファッションビルの
「フロアマップ」を見ることをお勧めします。
わざわざリアル店舗にいかなくても、
ネットでチェックできますよん。

「ゾーニング」って言葉、聞いたことあります?
(これが業界用語なのかどうなのか、よくわからないのだけど)

百貨店やファッションビルでは(ちゃんとしたところは)
テイストや価格帯が似たようなブランド同士を、
できるだけ近くに寄せ集めるように配置しています。

例えば、エレガントでコンサバなお洋服がお好きな方向けに
「フォクシー」「アナイ」「M-プルミエ」
といったブランドが一箇所に固まっている。
これがファッション業界で言うゾーニングです。
似た感じのブランドがあちこちに散らばってると、
お客様が比較検討するとき
お店を何度も行ったりきたりしなくちゃいけなくて大変でしょう?

フロアマップで場所が近いブランドにあたりをつけて
Webサイトを検索すると
その服が好みかどうかは見当がつくので
機会があればリアル店舗に行って現物を確かめ
試着して見ることをお勧めします。

 

デザインや色の感じが好みで、体にあって着心地がいい。
サイズはトップスが9号、ボトムスが11号など
いちいち試着しなくてもネットで買えるくらいの
ブランドが見つかると便利ですよね!

ちなみに、百貨店のフロアの差は
ざっくり言って価格帯の差だと思います。
「ヤングキャリア」「ミセス」とか、
フロアーに名前がつけられていることもありますが
大人世代でも「ヤングキャリア」から探した方が
のぞむ服を見つけられる、ということもありますので。
上の方の階に行くほど「大人向け」という解釈はしなくていいと思います。
今のファッションって、もはや年齢ではくくれないからね。

 

あ、ちなみに百貨店の中で、腕章をつけて
パリッとしたスーツを着こみ後ろで手を組んでる人は、
偉いおじさんです。(余計な情報 笑)

こちら、1910年の三越呉服店のポスター。
洋服、呉服、室内インテリア、化粧品、靴、バッグ、おもちゃ。。
百貨店の売り場のカテゴリー分類は、
今も100年前と変わっていないところが面白いですよね。

 

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