それってつきまとい男子と同じだからね!

こんにちは。ミランダかあちゃんです。

このブログ、実はファッション業界の方も多数見てくださっているので、今日はかあちゃんが一人の消費者として感じたことを率直に書かせていただきます。

続くマスク不足の中、今月になってアパレル各社が続々とマスクの生産に乗り出してくださって本当に嬉しいです。
かあちゃんも某ブランドのECサイトから、早速マスクを購入いたしました。(5月中旬発送予定なのでまだ届いてません)
そのブランドは、今まで一度も買ったことも、名前も存じ上げなかったブランドさんです。
マスクを買うのに会員登録をしなければいけなかったので、個人情報を入力したのですが、それから毎日山のようにDMが来るんですよ。
1日1通のメールならまだしも、1日多い時で5通も6通も!!
迷惑メールに入れようとも思ったんですが、速攻で会員登録を解除しました。ごめんね。

似たようなことを経験して
「まじウザいっ!!!!!」
と思った読者さんも多いんじゃないでしょうか?

 

えーと、ここでアパレル側の気持ちを代弁させていただきますと
マスクを作って、お客様に喜んでもらい、新規客の名簿をもらった。これからどんどん情報を流してリピートしてもらおう
ですよね?
顧客名簿。もうアパレルの人間であれば、喉から手が出るほどほしい情報でございます。

一方で、一人の普通の消費者としての率直な印象はと言いますと
「マスク買っただけで、あなたのブランドの服を好きでもなんでもありません。どうしてそこまでしつこく売りつけられなきゃいけないの?」です。
まるで、
「帰る方面がたまたま同じだった同僚の男性が、たまたま電車で喋っただけで、翌日から俺の女呼ばわりしてつきまとってきた」
みたいな感じです。

それじゃあ、アパレルさん側はどうしたら・・・?
逆の立場で考えれば、自ずと答えは出るはずです。

 

マスクを買ったということは、少なくともマスクに関しては今後リピーターになってくれるはず。
かあちゃんがこのブランドさんに期待するのは
「品質のいいマスクを、今後も安定供給してくれて、信頼関係を築いていくこと」なんです。
ですから、こんなアプローチをしてくれたらすごく嬉しいです。
「前回お届けしたマスクはいかがでしたか?そろそろマスクが切れるころではありませんか?
追加のマスクのご用意もできますがいかがいたしましょうか?あなたの健康を心から願っています。」

 

そして、そのような地道な信頼関係を数ヶ月に渡って築いた上で
「実はうちはレディースのこんな商品もやっています。ご興味がありましたらどうぞご覧ください」
と言ってくだされば、このブランドに心を許し始めたかあちゃんは、「服も見てみよう」と思うと思います。

「テイク」より「ギブ」が先。
「相手が今何を求めているかを考え、その先回りをせよ」
これかあちゃんがアパレル時代に、繰り返し繰り返し上司に教えられ刷り込まれたことです。

 

今日は、かあちゃんごときが偉そうなことを書いてしまってごめんなさい。
経済環境はますます悪化する一方、先行き不透明な状況ですが、ファッションは人の心の癒しであり人を元気付けるカンフル剤でもあります。
だからどのブランドさんも頑張ってほしいと、かあちゃんは心から思っております。

 

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