カールラガーフェルド写真展でモノクロの美を楽しむ
2017年1月18日〜2月28日まで
シャネル銀座ビル4階のシャネル・ネクサス・ホールで
ちょっとめずらしい写真展が行われています。
カールラガーフェルドは
シャネルのアーティスティックデザイナー
というのはみなさんよくご存知だと思いますが
プロの写真家としても有名だったなんて、驚きです。
この展示会では、
カールラガーフェルドがフランスのヴェルサイユ宮の
宮殿や庭園をモノクロームで撮影した写真が展示されていて
ドラマチックな世界を楽しむことができます。
館内撮影OKでしたので、こちらで少々ご紹介します。
(写真を写真に撮るってなんだかおかしいですけれど)
この方、直線と水、光と影のマニアだと思います。(笑)
ヴェルサイユ宮自体が、
かっちりと刈り込まれた生垣の庭やシンメトリックな建造物、
整った線が際立つ場所だと思うのですが、
それをシャープに切り取った風景と、
古代神話を題材にしたまろやかな人体の彫刻とのコントラストで
いっそう荘厳な雰囲気を醸し出している気がします。
カールラガーフェルド自身のこだわりで
作品をあえて額に入れず、ガラスのカバーもなし
風合いのある紙(フランスの高級羊皮紙アルシュのような気がしますが)に
スクリーントーンをかけたような、独特な点描で印刷してあり
高級なプリント生地を見ているような、不思議な質感でした。
かあちゃんは新宿伊勢丹アートギャラリーで開催中の
「草間彌生版画展」もはしごしました。
こちらは、うってかわって色彩の洪水(笑)
小規模ながら、見ごたえありです。
こちらは、1月25日(水)〜2月7日(火)までです。
週末は暖かくなりそうなので
お買い物のついでにぜひ。
↓↓↓ 両展示会の詳細はこちらです。
★ カールラガーフェルド写真展 ■リンク切れ
★ 草間彌生 版画展 ■リンク切れ