February 26, 2023 / 最終更新日 : 2月 26, 2023 輪湖もなみ STYLE04

ありえないほどのパターン力を駆使した、通年使える細見えスカート

こんにちは。ミランダかあちゃんです。
昨夜のインスタライブ、たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
葉月ちゃんと一緒のアパレルのライブは久しぶり。
「ベスト合わせ見せて〜」
「スカート合わせるとどんな感じ？」
とみなさんにリクエストいただいて、早着替えしてくるっていうライブ感が楽しいです。
新作出るタイミングでライブやりますね。

今日は、フレアキャミソールドレスをご紹介します。
実はこちらのアイテムはFサイズワンサイズ予定でしたが、みなさまのご要望が多いのでSサイズを作れないか検討しています。
週末は取引先さまがお休みなので、わかり次第みなさんにお知らせしますね。

春になるとサテンやポリエステルなどの素材を使ったフレアスカートがたくさん出てきます。
薄手で軽やかな素材感が魅力ですが、シルク、サテン、ポリエステルなどはボトムスに使うとどうしても体のラインが出やすいのが難点。
トップスのシャツを前だけイン！・・しようと思ったら、お腹のあたりでシャツがゴワゴワもたついちゃう、とか
サイズはあってるはずなのに、後ろ姿をチェックしたら下着のラインが、とか。

ウェストやヒップ周りをきれいにカバーし動きやすいフレアスカート、作れないかな〜？
と思ったのがきっかけで、このフレアキャミソールドレスができました。
要するにウェストでとめずに肩からのオールインワン型にすれば、↑この課題が解決するじゃん！って思ったんです。

とにかくこだわり抜いたのが、パターンです。
腰が横に膨らんで見えず、動くたびに膝下部分からゆるりときれいに広がるフレアライン。
このくらいの抑えた甘さが、大人の女性にはふさわしいんじゃないでしょうか。

この膝下から広がる揺れ感を作るために、なんと型紙は１１パーツも使ってます。
ジャンパースカートは、前と後ろと２枚同じ型紙をつなぎ合わせても作れるっちゃ作れるので、それとは大違い。
生地の分量感が半端ないので、いわゆる「用尺」と言って１枚の服を作るために必要な布の量が半端なく、「これ本当に作るんですか・・？」って取引先の方に言われました（笑）
でも、それだけの価値はある美しいシルエットのスカートになっていると思います。

素材はヴィスコースとナイロンの混紡に、ワッシャー加工というシワ感を施した、光沢感のある高級素材です。
ヴィスコースは持続可能な再生繊維「セルロース」から作られているサスティナブル素材。
ぺらぺらふにゃふにゃではなく、いい感じにどっしりとした張り感のある生地。
国内の有数の生地メーカーSTYLEM（瀧定さん）の生地を贅沢に使っています。

肩部分にアジャスターがついていて、約10㎝の長さ調節が可能。
肩紐はスカートと共布を使っているので、ツルツル肩から滑り落ちることが少ないと思います。

夏は白いTシャツ１枚着るだけで、なんとなくコーディネートが成り立ってしまう。
それ以外のシーズンは、スカートとしていろんなトップスやアウターにレイヤードできちゃう。
昨日葉月ちゃんとライブをしてて無限にコーディネート組めたので、１枚あると、やみつきになるスカートですよん。

カラーはブラックとベージュの２色展開です。