読者のあなたと一緒にクロゼットを分析し
今のあなたにふさわしいクロゼットを作るための
「クロゼット向上委員会」をスタートさせました。
この企画では、かあちゃんがあなたの家をヨネスケ的に訪問し
クロゼット分析のお手伝いをします。
そして、あなたの体型やキャラ、
今のライフスタイルにふさわしい快適な服がつまったクロゼット
になるよう、あなたと一緒に考えます。

第一回の今日は、都内にお住いのMさん。
アラフォー、３才と１才のママ、
編集ライターのお仕事をされています。
身長148センチ。

Mさんからいただいたお悩みはこちらです↓
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服を自由に買ってたのが32歳くらいまでで、その後海外へ。
帰国後、妊娠→出産→育児→また妊娠→出産、で
服の時間が32歳で止まったまま、気づいたらアラフォー！
さすがに服を自分の好きなものだけで買える年齢ではなく、
幼稚園の集まりもあるし、
仕事でも企業の社長さんに取材する機会もあり
ちゃんとした服を揃えなきゃいけないけど、
ちゃんとした服がよくわからない！という状況。
フリーランスだから、ばっちりスーツ！というのではなく、
適度に自分らしくでも失礼でなく。
だけど出産で緩みまくったサイズ感は
以前と同じ感覚で買っても似合わないし、
加齢とともに前はあってた色味は似合わなくなり。
だけどまだ子供も手元にいるから、なかなかショッピングはできず、
試着もままならない！

という、洋服難民です。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

今、「私もなのっ！」とスマホ握って叫んだ人いませんか？
ライフステージが変わる３０代〜４０代の女性に
本当によく起きることだと思います。
体型やライフスタイルの変化、女性としての成長に
服が追いつかなくなってきてるのですよね。
かあちゃんもそういうときありましたもん。
わかるわかる。

それではさっそくお宅訪問、突撃あなたのクロゼット〜！

ぎっちぎちでもスカスカでもなく、
一見服がきちんと収まってますね。
中にはサイズが合わなくなったなどの理由で
着ていない服もあるそうなので、
着ている服だけを取り出して、分類してみます。

＜トップス＞
ジャケット（写真とるの忘れた）ベージュ、白、紺のテーラードとノーカラー
無地のゆるいタイプのブラウス（上段右）白と紺
無地のベージュブラウス（上段中央）
柄物ブラウス（上段左）ベージュからサーモンピンクの色味多し　

＜ボトムス＞
ミモレ丈フレアスカート（下段左端）
柄物フレアスカート（下段中央）
ガウチョパンツ（フレアスカートに見えるキュロット）（下段右）

持っている服の特徴は・・
★ベージュと紺が多い
★はっきりした柄でなく、ふんわり・もやっとした柄が多い
★シンプルな服より、柄や装飾がなにかしらついたものが多い

かあちゃん
「なぜベージュとベージュ系の柄物、そして紺が多いのですか？」
Mさん
「ベージュはお母さんらしいってこんな感じかなあと。
また仕事相手に安心され落ち着いて見られるように。
紺は若い頃好きだった黒が、似合わなくなってきたから。
それに幼稚園に行くとき、紺が便利だからかな。」

人と接し、人から話を引き出すという仕事柄
上品で、落ち着きと包容力があり信頼される大人の女性、
ウエストマークなどでキチンとしている、
などがMさんの目指すイメージのようです。

２種類のトップスを着比べてもらいました。
ベージュ系もやっとした柄物ブラウス　↓

紺のはっきりとした柄物ブラウス

同じ柄物ですが
２枚目のほうが圧倒的にお似合いなのではないでしょうか。
Mさんは、鼻筋のとおったシャープな顔立ちと
黒い髪、黄身の少ない白い肌なので
絵の具のチューブから出したままのような
はっきりした色と
はっきりとした柄が似合うタイプです。
紺のブラウスは、きれいな朱赤の小花があることで
若々しい印象です。
１枚目のベージュは、柄も色も「もやっ」としているので
年齢より落ち着きすぎてしまうのでは。

「ベージュ」という色は、
何にでも合わせやすい色なので
誰でも１枚は持っているかも。
ですがベージュほど、色味の幅が広い色はないのです。
赤みの強いピンクベージュから茶に近い砂色ベージュ、
白っぽいベージュ、黒っぽいベージュ。
ですから、顔から近いトップスにベージュを選ぶときは
よ〜くよ〜く顔映りを見極めてくださいね。
残念ながら、アラフォー以上の肌は
どんなに肌がきれいなかたも「くすみ」が出ます。
「くすんだ肌」×「くすんだ色」＝「老け顔」になりやすい。
ただ、上手に顔映りのいいベージュを厳選すれば
これほど上品な色はありません。
必ずあなたに似合うベージュがあるはずだから、
ベージュを着たいかたは、がんばって探しましょう。

ということでMさんのトップスは
無地の白、紺ブラウス（上段右）　と
無地のベージュブラウス（上段中央）の中から
「顔うつりのいいもの」だけをピックアップして
メインにし、
アクセ、バッグ、マフラー、ストールなどで
はっきりとしたビビットカラーを足す、
という方向性でいってみることにしたいと思います。

この続きはまた次回に。
明日は、クロゼット向上委員会・部員募集の告知をします。
お楽しみに！