おしゃれと痩せるは関係ありません

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こんにちは。ミランダかあちゃんです。

ブログコメントや、かあちゃんがお友達と話していると
「まず痩せなくては・・」
と、謙遜半分にみなさんよくおっしゃいますが、
「おしゃれと痩せるは関係ないです!」(キッパリ)
という話を今日は書きます。

以前こちらの記事で、以前の会社のすごい上司、オネエのT姐さんのことを書きました。

実録・神対応なスゴ腕販売員がいた

T姐さんが行く先々で、お店の売り上げがどっかんどっかん上がるので
現場からは神とあがめられていた人です。

T姐さんと一緒によく地方のお店に出張に行きましたが、
朝10時にお店入りなら、T姐さんは朝5時には起きてシャワーを浴び
ヘアをセットし、靴をピカピカに磨き上げ、
細くてキレイなアイラインをバッチリ引いて
ネイルにヤスリをかけてトップコートを塗って、
ふわふわーといい匂いを立ち上らせながら、悠然と登場する人。
前日どんなに深夜まで働いても、服だけではなく身だしなみ全般パーフェクトに整えていました。

かあちゃんが、朝9時半まで寝て慌てて着替えて現場に行くと
「ちょっとー!髪ぐらい巻いたら?」と苦笑いしながら
ホットカーラーを貸してくれた。(なぜ持っていたのか、謎です)

 

 

でね、T姐さんはけっこうぽっちゃり体型でした。
甘いものに目がなくて、出張先でも笹団子とかを見つけるといつのまにか買っていて
よくかあちゃんにもご馳走してくれたり。

 

部署旅行で飛行機に乗るとき、こんなこともありました。
(部署全員でグアム旅行に行くという、古き良き時代?!)
ぽっちゃりな彼が、飾りのジャラジャラついたベルサーチのジャケットとかを着ているものだから
空港のボディーチェックの職員のかたに、何か隠し持っているのではないかと疑われて

「ミート!ミート!」
英語がしゃべれないT姐さんは、自分の胸を指差して必死に説明していました。
肉は肉でも食肉でしょう?それは。笑

そのくらいぽっちゃりだった、T姐さん、
とにかく派手なインポートが似合っていてかっこよかったんです。
アルマーニとかベルサーチなどの迫力のあるイタリアものは、
若くて細い男の子が着ると”着られて”しまいがちですが
彼が着ると日本人離れした迫力があって、なんとも言えない色気が出ます。

出典:Pinterest
こちらは Versace Men’s Fall Winter 2017 Show

 

そして、かあちゃんがこれまで見て着たファッション業界のおしゃれさんは
T姐さんのように、コンプレックスがあってもずっとそれと上手に付き合い
自分のいいところを活かし、欠点を目立たせない工夫をしてきた人。
そういうおしゃれは、たとえ若さがなくなっても失われることはありません。

ですから、「まず痩せなきゃ」はおしゃれの前提ではないのです。

 

ぽっちゃりでおしゃれじゃない私、と思っている方は、
とりあえず、自分の顔や体で嫌だという部分は電車の網棚にでもいったん全部のせておき

色が白い
胸が大きい
首が長い
などなど
まずは自分の長所を認めてあげて、そこを一番キレイに見せる服を選ぶことから始めてみませんか。

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