配色の正解は1つではない
ぼんそわ〜。ミランダかあちゃんです。
3連休いかがお過ごしですか?
パリ市内の建物はどれも似たようなベージュ色なので、パリの色=シックと思ってしまいますが
ときどき「ドキッ!」とする配色を目にします。
ルーブル宮のリシュリュー翼の柱廊内にあるブラッスリー「Café Marly(カフェマルリー)」
ルーブル美術館のチケットがなくても、お食事やお茶だけでも利用することができます。
重厚な「黒」「赤」「ゴールド」の壁や家具類。
ここまではよくあると思いますが、
おそらくルーブル特注の絨毯や一部のソファ席が、「オレンジ」と「グレイ」。
この配色が入ることで、赤×黒×ゴールドの重厚さきらびやかさを、ぐっとシックに見せる、
ありそうであまりない配色だと思います。
ちなみに内装を手がけたインテリアデザイナー、イヴ・タラロン氏は、
エルメス(HERMES)のテーブルウェアのクリエイティブ・ディレクターとして活躍されている方。
さすがの洗練感ですね。
配色には彩度、明度、トーンを揃えるなどの一応のセオリーがあって、
それは確実にコーディネートしやすい色の組み合わせではあるのだけれど、
本当に心を動かされる色使いは、
その決まりごとをちょっと飛び超えたところにあるんだなあ、と思います。
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