おしゃれは誰のためのもの?
こんにちは。ミランダかあちゃんです。
数ヶ月前に、某呉服店の
「ハーフの子を産みたい方に」という広告コピーが炎上し、twitterなどでも拡散されていました。
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しかもこの広告は「東京コピーライターズクラブ」の2016年度の賞まで受賞したそうで、
着物=海外の男性からもモテまくる、という単純で通俗的な発想に
「広告業界も相当ずれてるのねー」
って逆に感心してしまった。
かあちゃん的には、着物は遠巻きに眺めるだけで決して近づくことのない分野。
脱いだ後のお手入れや保管が面倒なのと、かあちゃんのような凝り症の人間が、もし着物などどいうものにはまってしまったら、ドリスヴァンノッテンどころじゃ済まないぞという自制心もかろうじて。
確かに浴衣を着て出歩いた日には、確実に海外の方から「写真撮ってください」とお声はかかります。
ただねえ、女性はみんなソレ目的で浴衣着て歩いてるわけじゃないから!
和服にしても洋服にしても、女性がおしゃれに凝るのは「自分のため」です。
自分という素材と、今日の予定とか、会う人とか、気分とか、クローゼットにある服とか、これから買うことを視野に入れている服とか、そういういろんな要素をあれこれ組み合わせ最高の自分でいるための楽しく知的なゲームみたいなものだと思うんです。
頭も使うし、予算もあるし、色々思いどおりにいかないこともあるけれど、うまくいったら嬉しい。
自分に満足できれば、自己肯定感も高まって「よっしゃ明日もがんばろ」って力が湧いてきますもの。
女性も40代、50代、60代となってくると、いろんなことが若い頃よりちょっと余裕でできる気がします。
料理に塩と砂糖を入れ間違えちゃっても、なんか甜麺醤か豆板醤的な味付けにしちゃえばよくない?とか
色々経験を積んでいる分、計量スプーンなんてものを使わなくても適当にそれなりの料理は作れるし、失敗もリカバリーできちゃう。
若い頃よりいろんなことが半分くらいの時間とエネルギーで出来るようになって(人はそれを手抜きという)
それこそがかあちゃんたち大人世代の、自由で楽しいところだと思うんですよ。
だからおしゃれもね、失敗したって脱げばいいだけですから。(笑)
はい、次行きましょう〜!ってゲームのように楽しめばいいんじゃないでしょうか。
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こんばんは!いつも楽しく読ませていただいております。
かあちゃんのおしゃれ哲学、いつも唸らされます。今回のファッションとはを言い表された、「最高の自分でいるための、楽しく知的なゲーム」というワンフレーズにも、なるほど、その通りだなぁ!と、とても感銘を受けました。
かあちゃんのクローゼットの整理のルールや、自分が得た知識をフル動員して、いらないアイテムは削り、足りないパワーアップアイテムを取り入れては、「うまくいったぞ今日は♬」なんて、自己満足でほくそ笑む。でも、本当にそれが楽しくて!
かあちゃんのおしゃれ哲学が書かれた本が、いつかまた読めたら幸せな事だと思います。
長文失礼いたしました〜。
ヨウコさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
おしゃれって、生存に関わるものではないから、気楽に楽しめたらいいなあ、って思うんですよね。
これからもみなさまと一緒にワクワクしたいです!