清水寺を舞台に繰り広げられる、ユニークなアート展に行ってきました

こんにちは。ミランダかあちゃんです。

お買い物で清水の舞台から飛び降りることが決して少なくないかあちゃんですが、
本物の京都清水寺で8日間だけ行われているアート展「CONTACT」に行ってきました。
成就院という建物の中にアーティストの作品が展示されるという、二度と見られないであろう贅沢な舞台です。

この素晴らしい舞台で繰り広げられる、小説家 原田マハさんキュレーションによる展示は、アンリ・マティス、アルベルト・ジャコメッティ、棟方志功の作品から、川端康成の原稿、竹宮恵子の原画まで、実に多彩です。
アート展になぜ川端康成の原稿?って思いますが、日本と世界のクリエーターが長い歴史の中で影響を与えあってきた(コンタクトしてきた)プロセスを体感する、というテーマ。

原田マハさん、「ジヴェルニーの食卓」を読んで以来、すっかりファンになってしまって。
原田作品については、以前ブログでも書きました↓
穏やかな新春におすすめの本〜近代美術の巨匠たちの美しき物語

 

今回の展示会ために、小説も書き下ろされました。
「20 CONTACTS」
原田マハさんが展示で取り上げた巨匠20人に、それぞれふさわしい手土産を持って妄想インタビューしに行くという面白い内容です。

 

歴史の勉強をしていて、年号とか事件の丸暗記ってちっとも頭に入ってこないけど、
歴史マンガ読むとすごーく面白い、っていう経験ありません?
あれって、歴史上の人物が遠い絵空事でなく、生き生きとヒューマンドラマを演じてくれているような気がするからだと思うの。
それと同じように、原田マハさんが小説で描く、モネ、マティス、ドガ、セザンヌなどのアーティストは、なんとなく知ってる印象派の人ではなくて、かあちゃんたちと同じすごく人間臭い(でも偉大な天才)人たちなんですよね、どの作品も。


同時開催された、竹中直人さん×原田マハさんのトークショー。
清水寺の敷地内、なんと御仏の前での開催。
ジョージアオキーフからゴッホ、遠藤周作(モノマネつき 笑)などの軽妙なアート談義が一時間たっぷり繰り広げられました。

 

清水の舞台は、ただいま改装中。


暑い一日だったけど、山の緑を見上げるとわずかに秋の気配です。


この緑の中で着たいのは、やっぱりドリスヴァンノッテン。
そういえば、昨年5月の京都もやっぱりドリスでした。
京都母娘徒然日記

清水寺のアート展「CONTACT」は9月8日までです。
当日券だとかなりの待ち時間になるようですので、事前ネット予約がオススメです。

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