フェンディーもストリート系に?!
こんにちは。ミランダかあちゃんです。
50年以上にわたってクリエイティブ・ディレクターを務めていたカール・ラガーフェルドが亡くなったあと、誰がフェンディーを引き継ぐのか??が注目を集めていましたが、今日なんと
キム・ジョーンズ(Kim Jones)がのウィメンズのオートクチュール、レディ・トゥ・ウェア、ファーのアーティスティック・ディレクターに就任するというニュースが飛び込んできました。
缶コーヒーのおじさんじゃありませんわよ。(←それはトミー・リー・ジョーンズ)
ううー意外だわ。
キム・ジョーンズさんについて簡単に説明しますね。
この方、ロンドン生まれのイギリス人デザイナーで、またもや名門セントラル・セント・マーチンズ卒。
(ステラマッカートニー、ポール・スミス、ジョン・ガリアーノ、アレキサンダー・マックイーン・・卒業生は今をときめくイギリスのデザイナーばかり)
セントラル・セント・マーチンズの卒業制作の大半をジョン・ガリアーノが買い占めたっていう、有名な逸話があります。
この方、ストリート界隈の人脈が特にすごくて、過去にいろんなコラボを実現させてます。
アンダーカバーやSupreme、などなど。
個人的にもNIKEやVANSのヴィンテージをコレクションしているとか。
人気のコラボもの、Supreme×Louis Vuittonとか、NIKEのエアマックス360×kim jonesとかは、日本でもバカ高い値段で転売されてました。
だからキム・ジョーンズと言えば、ストリートファッションというイメージなんですよね。
とはいえ実力は折り紙つきで、過去にDunhill(ダンヒル)Louis VuittonのメンズラインDiorのデザイナーなどを歴任し、ハイブランド×ストリートファッション路線で、ブランドを若々しく生き返らせることに成功しています。
ちなみに、2018年からメンズのアーティスティック・ディレクターをつとめているディオール(Dior)は継続し兼任となるそうですよ。
フェンディーもストリート系になっちゃうのか・・
古くからフェンディーに親しんでいる世代は、少々戸惑う気がしないでもありませんが、こんな風にみんなが違和感を感じそうなことをあえてやり、ブランドに新しいお客様を呼び込むのは、ハイブランドが長く生き延びるためのセオリー。
予定調和じゃない道を切り開くところが、いかにもという感じです。
2021年2月のミラノコレクションに注目です。
↓こちらは、2020年秋冬、今シーズンのFENDIです。
(*画像はVOGUE RUNWAYよりお借りしました)
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