衣替えついでにチェック!「枚数・予算・耐用年数」で買い物の失敗をなくそう
クロゼットマップの話がだいぶ広がってきたので
ここで1回整理するために、全体を俯瞰で見てみます。
今日は、衣替えついでに、持っている服を分類整理すると、
秋冬物のお買い物が自信を持って失敗なくできる、
そんなクロゼットの点検ポイントを3つお話しします。
★グループ分けして枚数を点検
《日常服》
「基本」グループは、
1週間のうち人と会う日数分の組み合わせ
「控え」グループは、
服が多い人。なくてもいいです。
これに「コート」「靴」「バッグ」「アクセサリー」
ここまでが、日常なくてはならないアイテムです。
「着るものがない〜」と嘆く人の大半は
ここに入るべき服が、着回しづらい単品ばかりで
”組み合わせ”で持っていないことが多いよ。
その場合、今シーズンはここの充実が急務ですね。
《非日常服》
「なんでもあり」グループは、
カテゴライズできないけどとにかく好きな服。
「冠婚葬祭」は、頻度は少ないけど
大人として絶対持っていないとダメな服。
もしサイズが合わなくなっていたら、
速攻買い換えないといけません。
「ドレス」は、
「私そんな華やかな場に行かないよ」
という人はもちろんいりません。
目立つドレスは、人の印象にも残りやすいから
そういう場に出ることが決まったら、
個性的なデザインが多いZARAに駆け込んで買う、
くらいでいいのではないかしら?
はいっ!ここまでグループ分けして
あなたが持っているグループ別の服の枚数が
把握できましたか?
買い足しが必要な服と、もういらない!という服が
はっきり見えてくるのではないでしょうか。
★耐用年数で見直しを考える
カッコ内は、かあちゃんが考えるアイテム別耐用年数です。
「基本」「控え」「コート」は
毎日着るから痛みも早いし、
服のトレンドが変わるのは、概ね3年なので
そのくらいを目安に見直しをするといいと思います。
トレンチコートのようにベイシックなものは
もう少し長く着られるかもしれないけど
トレンチでもシルエットはどんどん変わるからね〜。
ジャケットやコートは
デザインによってはお直しも可能かも。
お直しの話は、また別の機会にまとめて書きますね。
靴は数足持って同じ靴を毎日履かないようにすれば
痛みはグッと減ります。
服ほどではないけど、
ベイシックなポインテッドトゥーでも
やっぱり型は変化してしまうから、5年が目安。
今年流行のチャンキーヒールだと
来年はおそらく履けないから、
どうしてもほしいならプチプラでゲットよね。
バッグは一生もの・・って本当かな?
20年前のルイヴィトン、もう恥ずかしくて使えません。
いいものを買えば、世代を超えて長持ち・・と言われるけど
それだとバーキンクラスになっちゃうからね。
300万のバーキンを買う予算があるなら、
かあちゃんは旅行に行きたいぞ。
そこまで高価な一生ものを買うより、
あんまり古臭くないバッグを10年大切に使う方が、
着こなしに新鮮な風が入るのではないかしら。
逆に、いいアクセサリーは一生もの。
特にジュエリーは。
一生大切にできる、厳選されたジュエリーと
トレンドを追った面白いデザインものが
少しあればいいかなと思います。
★シーズン予算をたてる
・・・とこんなふうに、
足りない服と耐用年数を意識すると
全体予算をどう配分したらいいかも
見えてくるんですね。
それなりに枚数が欲しい「基本」服が足りていなければ
3年着られる服をプチプラで押さえておいて
セールでコートをゲットするとか。
やたらと、ときめく服ばかり買い漁って
「なんでもあり」グループを増殖させるのはやめようとか。
予算には当然かぎりがあるわけだから、
衣替えついでに点検して計画をたてれば
「似た服をまた買っちゃった!」といった
お買い物の失敗を減らせます。
そして、衣替えできちんとグループ分けしたアイテムが
再びジャングル化しないように
私はグループごとに置く場所を変えています。
スペースがない場合は、「基本」と「控え」のハンガーの間に
画用紙のしきりを1枚入れておくだけでも違いますよ。
最後に、必要もないし、ときめかない服をどうするか。
私はいきなり捨てずに、
「リストラ候補」として1箇所にまとめておいて
半年だけ様子を見ます。
半年間、その服を1度も着たいと思わなかったら処分。
着たいと思った服だけ、クロゼットに復帰です。
それから、体型が変わってしまって「着れない服」は
速攻、人に譲るなり廃棄するなりして処分です。
「痩せたら」とか「また流行が来たら」という
タラレバ服は精神衛生上よろしくないからね。
「タラレバ服は一生着ない」
「タラレバ服は一生着ない」
「タラレバ服は一生着ない」
3回念仏を唱えて、処分しましょう。合掌。