手を出しやすいヴィンテージの条件

こんにちは。ミランダかあちゃんです。

先日、代官山のヴィンテージショップをパトロールしていたら
かあちゃんと同年代の女性が数名、お友達同士連れ立ってお買い物に来ていました。

「何買うんだろう〜?」と、かあちゃん興味津々で、女性たちの買い物の様子をチラ見していたら
(こういう場面に出くわすと、かあちゃん自分の買い物そっちのけで人の買い物が気になってたまらない、悪い癖。)
シャネルの金ボタン付きのジャケットを熱心に見ていらっしゃいました。

ほおーなかなか難易度の高いとこ攻めますわねー。特に80年代モノ。

 

 

ヴィンテージの服選びのポイントは、1970年代と80年代の差を確かめることかと
かあちゃんは思います。

 

1980年代のキーワードは「成功崇拝」「パワーウーマン」「物質主義」など。
ボディービルディングやエアロビクスがブームになり始め、時代のアイコンはマドンナです。
だからファッションも、体を強調した裁断の服や角ばって見える服が多く、
懐かしの巨大肩パットは、この時代特有のもの。
(かあちゃんもアライアと9センチヒールでブイブイ言わせてました。しもしも〜?は言わなかったけど。笑)
肩だけでなく、身頃も襟も何もかも大きめで大げさです。

なので、この時代のビンテージの服は
肩パットを取り外すだけという生易しいことではとても着れないことが多く
肩詰め、身幅調整などの大修理が必要になり
「自分の服」にするには、なかなか手強いのですね〜。

 

対して70年代の服は「ロマンティック」「自然体」「中性的」
男性の長髪やモジャモジャのもみあげが普通になり
60年代のヒッピーの延長で、アフロヘアやインディアンルックが出たり
その一方で女性がシャツやツイードやパンツスーツを着始めたりした時代。
だから、この時代のヴィンテージは色々な要素が混ざり合ってます。
シルエット的には80年代ほど癖があるわけではないので、手は出しやすいかな。
ただ古いのでなかなか出てこないし、あっても高かったりします。

もし、見分けが難しかったら
「これ、いつくらいの服ですか?」
とヴィンテージショップのスタッフの方にお尋ねすると、いろいろ教えてくれるよ〜。

 

 

今ビンテージショップで手に入りやすいのは80年代から90年代の服で
大修理しなくて済むのは、
肩パットが入っていないブラウスや、
肩位置がもともと違うラグランスリーブのブラウスやワンピース。
フレアスカート、台形スカートなども可愛いものに出くわすことが多いですね。
かあちゃんも、細かいお直しはあまりしたくない派なので
このあたりから体に合うものを選ぶようにしています。

こちらのグリーンのブラウスも90年代の比較的新しいもの。


スタンドカラーと、縦ストライプ+横縞の生地の組み合わせが面白いし
ちょいモード感があるところが気に入って買いました。
これも肩位置がもともと落ちてるラグランスリーブですね。
お値段はユニクロ2枚分くらい。
THE BRISK で出会いました。

そうそう、これはかあちゃんの好みかもしれませんが
ヴィンテージの服を大人っぽく着ようと思ったら
フリル、レースを避けて
幾何学模様やインパクトのある面白い配色のものを選ぶと
ちょいモードよりになり面白い味が出る気がします。

 

こちらも、夏に買ったヴィンテージドレス。
一期一会の古着ドレス
(↑こちらに詳しく書きました)
すごく気に入ってよく着たわ〜。

ヴィンテージショップ情報は、こちらもどうぞ。
一時間あればぐるっと回れる、代官山ヴィンテージショップ

 

 

 

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