日常の一期一会・京都とアート

こんにちは。ミランダかあちゃんです。

大阪トークイベントの翌日、かあちゃんと娘は京都へ。
以前から行きたかった「何必館(かひつかん)京都現代美術館」を訪れました。

 

最上階には、苔むした庭に空からの光と天空を突き抜けるような紅葉、その横には静かな佇まいの茶室があります。
この建物は、八坂神社近く祇園四条通り沿いの賑やかな場所にあるのですが、エレベーターを降りると外の喧騒とは打って変わって、静謐な空間が突然現れます。
このフロアにあるソファに腰掛けて、図録を眺めるだけで半日過ごせそう。

 

 

4月1日〜6月10日まで「エリオット・アーウィット」の企画展が開催中です。

 

エリオット・アーウィットは、1950年代から活動しているフォトグラファー。
ケネディー暗殺後の悲嘆にくれるジャクリーン・ケネディーやニクソンとフルシチョフの対談などの報道写真をはじめ、マリリン・モンローやチェゲバラなどの個性的な人物の有名なフォトを撮影しています。

一方でごく普通の市井の人々、犬や街路などの日常風景を切り取った写真も、愛とユーモアに溢れていて暖かいです。

 

地階には北大路魯山人の展示室。

魯山人とモノクロフォトのコラボ展示なんて面白いと思いませんか?

 

 

 

もう一箇所興味深い展示があったのが、京都文化博物館の祇園祭を扱ったもの。

 

祇園祭に登場する山ほこの中でもとても有名な「蟷螂山(とうろうやま)」の魅力を紹介するという、京都でなければ見られないような、ちょっとマニアックな展示です。
屋根の上の大カマキリの実物や、飾りの紋章金具、それに「見送」とか「胴懸」と言われる山ほこの装飾に使われるそれは見事な巨大織物の展示など。
洛中洛外屏風に描かれた絢爛豪華な祇園祭の風景が思い浮かぶような、面白い企画展でした。

みなさま、引き続きゴールデンウイークをお楽しみくださいませ〜。

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日常の一期一会・京都とアート” に対して 2 件のコメントがあります

  1. 飛鳥 より:

    かあちゃんこんばんは!
    先日は大阪のイベント本当に有り難うございました!
    実物のかあちゃんは洋服の着こなしも本当に素敵でめっちゃ見てしまいました。
    本も読み終わり、とてもためになる事ばかりで早速取り入れさせて頂きます!
    内容と重複した質問をしてしまい申し訳ないと思いメッセージ送らせてもらいました。
    これからも頑張ってください!

    1. 輪湖もなみ 輪湖もなみ より:

      飛鳥さま、こんにちは。コメントありがとうございます。
      そしてそして、大阪イベントにお越し下さり、本当にありがとうございました!
      ものすごくおしゃれな方ばかり。かあちゃん大感激です。
      本もお読みくださり嬉しいです。
      これからもどうぞよろしくお願いいたします ^^/

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