娘のGUで関取になっちゃった!冬の着ぶくれ問題

昨日冬の軽井沢に行ったら、氷点下の寒さ!
東京で寒いなんて言ってたら、
寒い地域の方に笑われちゃいますね。

車移動だったので、
ゆるくて楽な服をと思い、
またまた娘のクロゼットを物色。
GUのロングカーディガンを出して着てみたら・・・

たいへんですっ。
着ぶくれすぎて関取になりました!

付属でついていた紐を前で結んだら
完全に「化粧まわし」
いや〜見事に着ぶくれましたわ。

紐は使わず、ストンとまっすぐ下に落ちる
Iラインをつくるべきでした。
この紐は、おばちゃんへの「ワナ」ね、きっと。

とはいえ・・・
決して痩せてみえるとは言い難いバランス。
私のロングカーディガンと比べてみます。

                             左:娘のGU   右:かあちゃんのAcne Studio

勝手に借りといて難癖つけるのもナンですが、
差は一目瞭然ですね。

まず、左はロングカーディガンとしては着丈が短すぎます。
鉄則は「長いなら長い!短いなら短い!」
どっちつかずの中途半端なひざ丈が
バランスを悪くしてる。
身長によって一人一人ベストバランスは違うので
試着時にきちんと見極めたいですね。

2つめ、
左がただストンとまっすぐなシルエットなのに対して
右は人体のふくらみに応じて、
太かったり細かったりしてますよね?
特に右写真のひじから手首まで、
ギュっとしぼってあり、手先に向かって細く見える。
これ、部位によって「編みかたを変えてる」からなんですよ。

右のカーディガンは、ひじから先と裾はリブ編みで
きゅっと絞るようになってる。
それと、前身頃も
肩、バスト付近、ウェスト、裾、と場所により
それぞれ横幅が変化してるの、
下の写真でわかりますか?

私たちが編み物することを想像してみてね。
いちいち減らし目したり編み方を変えるのって
複雑でめんどくさいじゃないですか。

それ、アパレルも同じなのです。
ニット工場さんに作っていただく際に
そういう複雑な加工指示をするほど、
工賃が上がって
お値段が高くなるということなのですね。
これがニットでありがちな
プチプラとそうでないブランドの差です。

かあちゃん的には
ただでさえ太って見えるニットは
枚数いらないから、
シルエットにとことんこだわった1枚を
おさえておきたいなあと思います。
かぎられた予算で工夫するなら
中に着るニットはプチプラ、
一番上に着るニットはシルエット重視、
とメリハリをつけるのがオススメです!

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