好きでたまらない気持ちが人を前進させる
こんにちは。ミランダかあちゃんです。
このクールなデザインのグッズ、なんだと思います?
これ、ダンボールで作られたお財布なんです。
ダンボールのデザインの可愛いところを切り取って作られていて、1つ1つがとても面白いデザイン。
ダンボールアーティストの、島津冬樹さんという方のドキュメンタリー映画
「旅するダンボール」を観てきました。
島津さんは、子供の頃から収集癖があったようですが、大人になってからダンボール愛に目覚め、
世界30カ国の街角で捨てられたダンボールを拾い集め、それで財布を作っているというダンボールアーティスト。
「一番大切なのは、イスラエルで拾ったコカコーラの箱。ヘブライ語のコカコーラの文字がたまらない」
「ダンボールの底の、なみなみにこすれた部分に、物語を感じる」
島津さんのダンボールへのこの偏愛っぷりが、なんだか他人とは思えなくて。(笑)
今まであまりよく見たことがなかったけど、
南国のフルーツが入っているダンボールのキッチュな色とデザインや、
何語かさっぱりわからないけど、妙に惹かれるフォントの文字とか、
ダンボールって、確かによく見ると面白いデザインがたくさんあります。
世界中のデザイナーがダンボールのデザインを考えていて、そのデザインは無数にあるわけで、ダンボールがストリートアートに見えてくるから不思議。
映画では、島津さんが世界各地でダンボール財布のワークショップをやる様子や、
徳之島産のじゃがいもの箱のデザインに魅了され、そのルーツを探る旅に出たりする様子も描かれていて、
ほのぼの温かい気持ちになる映画です。
無価値の捨てられるだけのダンボールに価値を見出し、アップサイクルするというサスティナブルな行為は、
今後ますます地球にとって必要な姿勢だと思うけれど、
島津さんは純粋に、とにかくダンボールが好きで好きでたまらなくて
そのワクワク感が見ている人に伝わり、人の心を動かすのだと思います。
「なんだかわからないけど、とにかく私はこれが好きでたまらない」
という気持ちは、ものすごいパワーを生む可能性を秘めているものですね。
かあちゃんも、もっと変態でいいんだ!と勇気をもらいました。
ちなみにかあちゃんがこの映画を観たのは、恵比寿ガーデンシネマ。
ここのロビーにダンボール財布が展示されていて、実物を見ることができました。
こちらの島津さんのオフィシャルサイトにも、素敵なデザインがたくさん。
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社会に優しいデザインやファッション、また自らの服の購入の姿勢などかあちゃんの記事にははっとさせられる記事がたくさんあります。アラサーですが、同世代の方のファッションブログにはなかなかない読み応えのある記事を楽しみにしています。そんなかあちゃんが作るブランドも楽しみです!
一点、聞き流すだけでいいのですが、昨今ニュースに上がる外国人実習生の件でお願いがあります。
縫製業界に携わる実習生が多い中、彼らの劣悪な労働環境が問題になっていて、そんな環境で作られている服は買いたくないなあと思うようになりました。ただ、どこのブランドならその心配がないのか分からず思っているだけで終わっています。(エシカルブランドも国内展開している所は少なく、選択肢があまりない。。。)
そんな状況でかあちゃんの記事を読み、もし可能であれば実習生のことを少しでも念頭に置いたものづくりをして頂けないかと思っています。
かあちゃんのブランドのものが彼ら(日本人労働者含め)にとって健全な労働環境でつくられていたらいいなあ、だったらより気持ちよく買い物できるなあと心から思っています!
突然、長々とすみません。毎晩、子どもを寝かしつけた後にヘトヘトになって読む記事で元気をもらいながら眠りについています。
二児の母たぬきさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
海外からいらした実習生の方々や、インドネシアやタイなどで過酷な労働条件で働かざるを得ない方々。
まさに繊維業界のものづくりの影の部分ですね。
二児の母たぬきさまのように、意識の高い消費者の方がいらっしゃるんだなあと感心しました。
STYLE04では海外生産をせず、かあちゃんが目の届く範囲の作り手さんや工場さんにお仕事をお願いしています。
面倒な手仕事が多くロットも少ないので、大きな工場さんでは作っていただけないのですよね。
かあちゃん自身も自問自答をすることが多いこの話題、近々ブログで取り上げてみたいと思います。
お子さん2人のワーキングマザー、毎日本当にお忙しいと思います。
お身体をいたわりつつ、今年も元気で^^/