目の肥えた女性に人気のブランドの秘密を探る

こんにちは。ミランダかあちゃんです。

みなさん、セールいきましたか?
いいもの買えたかな〜?お目当のものが買えてるといいなあ。

最近数年間続いた百貨店のセール時期の後ろ倒しは、
昨年から他の館(ルミネやマルイなど)とほぼ同じ時期に足並みを揃え開催されるようになりましたね。

(これ、ブランドの人はホント困っちゃう。
だって同じブランドで伊勢丹に入っているブランドは1/10〜、ルミネに入っているブランドは1/2〜セールになるってオカシイでしょう。
知らずにたまたま伊勢丹に行っちゃって、高いお買い物をしてしまったお客様に申し訳なさすぎよ)

 

そのおかげで昨年の伊勢丹新宿店は、初売り、福袋、セールがお目当のお客様で入店待ちの行列が約4000人だったそう。
・・・というニュースを見ていたので、
「新年早々売れてるブランドってどこなの〜?」
を探るべく、かあちゃん今年は1/3に三越伊勢丹新宿店、1/4三越伊勢丹銀座店 を偵察に行ってまいりました。

 

ブランド物のバッグやシューズのフロアを除くと、
大人世代の女性たちの人気ぶりが目立ったのは「sacai」です。

新宿店ではいつもと違う場所に「sacai」用の売り場が増設され、その横に簡易試着室が並べられるという特別待遇。
ショップを見るのもフィッティングに並ぶのも入場制限され、それぞれ長い列ができていました。

 

みなさんがどんなものをセレクトしているのか知りたくてたまらなかったので、
かあちゃんも適当に試着する服を手に取りフィッティング待ちの列に並んでみました。
(変態かあちゃんが待ち時間長くしてごめんなさい)

出典:pinterest

出典:pinterest

 

並んでいた方は、20代〜60代くらいまでとても幅広く、
ほとんどの方がトップス・ボトムスセット買いをしてらっしゃいました。

上のコートは、半分がトレンチで半分がコート、そして中からキルティングのジャケットが飛び出したデザインなのですが、実は全部つながってます。

いや〜日本の女性って本当におしゃれですね。
おしゃれな着こなしは
「なんだか複雑なことをしているように見える」
という多層感(レイヤー)によって作られることが多いですが、
sacaiの服が、1枚着るだけで複雑で凝ったおしゃれをしているように見えることを、みなさんよくご存知。
ブランドのコンセプトが「日常の上に成り立つデザイン」「ベーシックなアイテムにひとひねり」だけあって
こんなに複雑そうなのに、実はぺろっと1枚着ているだけだったりして、着心地はいいんです。

 

モードなデザインなので、身長高くなきゃダメなんじゃ?と思いきや、意外にも小柄な方もバランスが取りやすいようにできてます。
トップがわりとコンパクトな作りなものも多く、上半身にデザインポイントがあって、小柄さんも着映えするんですよね。
また、服がハンガーにかかっているだけで相当立体的に見えるデザインなので、そちらに目が奪われ、着ている方の体型がいい意味で悪目立ちしません。

 

デザイナーの阿部千登勢さんは1965年生れなので、そのあたり女性の体型のお悩みや特徴を熟知していらっしゃるのでしょう。
(実はこの方かあちゃんと同じ会社にいらしたことがあり(3学年下)その後コム・デ・ギャルソンに入社されて大きく才能を開花されました。
海外からの評価も高く、今や日本を代表するビッグブランド。)

もう一つのこのブランドの魅力は、編み地やテキスタイルの面白さです。
上のセーターの編み地の細かい切り替えや袖のフリンジ。
最近の無地で面白みのない服とは全然違い、着るだけでドラマティック。

 

海外のハイブランドに近いようなプライスですが、セールを待ってでも買いたい!というファンの気持ちがわかる気がします。
このブランド、かあちゃんも大好きなんですが、残念ながら超絶似合いません。
もうちょっと小柄で可愛いタイプだったら着てみたかった。。。

 

「みんな同じはつまらない。服にパワーをもらえるようなデザインものが着てみたい」
というおしゃれに意欲的な方は、セールを利用してチャレンジしてみてもいいかもしれません。

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