華麗なるテキスタイル美の世界

こんにちは。ミランダかあちゃんです。

毎日暑くて、
「できればすっぽんぽんで歩きたいっ!」
と思っていらっしゃる方も多いと思いますので、今日は目で楽しむファッションの話題を。

 

かあちゃんが大好きなデザイナーの1人「DRIES VAN NOTEN」の秋冬商品のDMが美しすぎます〜。


一般的なフラワープリントは、もっと華やかなバラやゆりなどをモチーフにしたものが多いですが
この紅葉が進む地味な枝と、余白の間合い、そして葉や枝の影までプリントに写しこんでいるのが、なんとも侘び寂びな世界観で、ずっと見ていたくなります。

ちなみにこのプリントのメイキング映像が紹介されていますのでぜひご覧になってみてください。

映画「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」の中で、ドリスさんがパートナーのパトリックさんと、郊外のお家の広い庭で、木々や花を丹精込めて黙々と手入れする光景を見ることができますが、
2019年AW(秋冬)のレディースコレクションは、この庭の花々を1つ1つ撮影し、それをテキスタイルデザインにおこして生地にするという、とんでもなく贅沢なプロセスを踏んでいます。

 

 

 

ついでにもう1つご紹介すると、こちらは、2019年SS(春夏)シーズンのメンズコレクションのビジュアルブックですが
(これね、なんと中身が昔ながらのレコード版なんですよ!再生できないけど、いつか中身を聴いてみたい)

2019SS(春夏)ドリス・ヴァン・ノッテンメンズコレクションのオープニングルックは、この柄の海パンを履いたモデルさんが、上半身裸で登場しました。(驚)

 

このヴィジュアルは、ミッド・センチュリー・モダンのデザインを代表する北欧派の巨匠、ヴェルナー・パントンの作品とのコラボレーションによるもの。
デザイナー名より、この椅子の方が有名かしら↓

今日本ではアパレル業界全体が厳しくて、なかなか凝ったテキスタイルというものにお目にかかれないし、美大を出てもテキスタイルデザイナーという仕事で就職できる学生は、ひとにぎりしかいないそうです。
そういう意味でも、ここまで手をかけたアーティスティックなプリント生地は本当に贅沢品で、まさに「着るアート」です。

 

 

お値段もなかなか・・なので、かあちゃんはそうたくさんは買えませんが、
ユニクロのようなベイシックで質が高くて機能性に優れた「ベイシック服」と
ドリス・ヴァン・ノッテンのような、クローゼットにかかっているだけで、朝からニコニコしちゃうような「お楽しみ服」。
両方があってこそ、自分らしい「マイクローゼット」と言える気がします。

 

 

このブログでもたまにドリス愛を語っているので、最近ドリス・ヴァン・ノッテンのショップでもブログ読者の方に声をかけていただくことが多くなりました。
かあちゃん、きゃーきゃー言いながら買い物してると思いますが、見かけたらどうぞご遠慮なく声をかけてくださいね!

 

今年の春、10年ぶりに来日されたドリスさんにお会いできたかあちゃんの話はこちら↓
(あの長寿TV番組「ファッション通信」でも、はしゃぐかあちゃんが映ってしまいました。(笑)

「ドリス・ヴァン・ノッテン」原美術館のエキシビジョン 

青山に咲く色彩美の世界〜ドリス・ヴァン・ノッテン青山店セレブレーションパーティー〜

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