豪華なパールのジュエリーが出来上がるまで
こんにちは。ミランダかあちゃんです。
品川駅のホームに降りる階段に「歯型」が落ちていました。
ホワイトニングとか歯ぎしり防止とかのために歯医者さんで作ってもらう、あの透明な型です。
なぜそんな場所に落ちていたのか・・謎です。
さて、数あるジュエリーの中で、”品の良さ”という点で、他を圧倒するとかあちゃんが思うのが「パール」です。
暑い夏の昼下がりに、絽の着物を着て白いうなじをのぞかせ涼しげに歩いているご婦人といった風情。
するどい輝きで、主張してくるダイヤモンドとは対照的です。
今日はそんな一服の清涼感を求め、
ミキモト銀座店7階の「The Eyes and Hands」 ークラフツマンの感性ー 展に行ってきました。
今回は、パール製品の制作過程にフォーカスした展示です。
出来上がったジュエリーと同時に、そのジュエリーを作っている、職員さんの道具や手元が映像でじっくり見られる仕掛けになっているんです。
ジュエリーのデザイン画を描いて、
彩色してイメージを具体化し、
土台となる生地を、金属を切り出して手作業で叩き伸ばし、
土台の形に成形し
ジュエリーをセッティングする穴を穿って
一つ一つ丁寧にはめ込んでいく。
各パーツを組み上げて、1点1点品質検査がなされてようやく完成。
こりゃ、高くても仕方がないわ、と思いました。
昨日ご紹介したこちらの本で ↓
大人の教養と宝飾品
「粗悪品の見分け方」についても書かれていたのですね。
(以下抜粋)
粗悪品の最大の特徴は”高価に見せよう”とすることだ。
これが最も顕著に現れるのが「メレー」と呼ばれる小粒の飾りダイヤモンドの使い方だ。
メレーを多く用いるほど、作品は美しくなる。
良心的な作品には、普通では人目につかないような所にまで、びっしりとメレーを入れているが、一見高級品実は粗悪品はこの逆で、メレーが十個入るスペースがあるのに、六個しか使わない。残りのスペースは、彫りやメレーを留める爪を大きくしてごまかす。
上はダイヤモンドについて書かれたものですが、
↓こういう素晴らしい作品を目の当たりにすると、ものすごく納得!
この展示は、2019年9月2日まで、入場無料です。
(8月21日は休館だそうなので、ご注意を)
ああ目福〜。
銀座でちょっと涼みたくなったら、立ち寄って見てはいかがですか。
美のシャワーを浴びて、ちょっとした社会科見学をした気分になります。
スポンサーリンク
いつも ためになるブログありがとうございます。
うーーん
かあちゃん 夏バテ?
変換 誤字が多くてめずらしく読みにくい
kurogiiさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
持ち入る→用いる
そ飽品→粗悪品
ですね!修正しました。