名画のこぼれ話って、役に立たないけど面白い!
JUST JOYのファイナルセール、そろそろ終盤戦です。
欲しかったアイテムがある方は、チェックしてみてくださいね。
こんにちは。ミランダかあちゃんです。
久しぶりにジュンク堂書店さんを、うろついてきました。
Amazonでばかり本を買っていると、本との偶然の出会いというものがなくなります。
それってインプットの幅を狭めているので、今日は小一時間ほどうろうろ。
おかげで、収穫がたくさんありました。
その中の1冊、面白くて一気に読んでしまったのでご紹介します。
美貌のひと2
この本は、実在した絶世の美女やおとぎ話のお姫様など、名画に描かれた女性たちを解説していくというもの。
カラーの絵画が載せてあるので、一度も見たことがない名画が出てきても、十分楽しめます。
例えば・・「レディー・ゴダイヴァ」
どうでもいお話ですが、QUEENの「Don’t stop me now」という曲に
♬ I’m a racing car passing by like Lady Godiva
って歌詞が出てくるんですが、
「僕はレディ・ゴダイヴァように通り過ぎるレーシング・カー」って
この女性は陸上短距離走の選手かなにかで? などとアホな想像をしておりました。
*****以下本文より一部要約して抜粋します
レディー・ゴダイヴァは11世紀のイングランドの領主夫人のこと。
領主が、領地の街を壮麗な建物で飾り立てようと、いろんな名目で増税をし領民から税を取り立てようとしていたが
領主夫人レディー・ゴダイヴァは、貧しい領民を苦しめることのないよう何度も夫に懇願した。
領主は夫人を黙らせるためこう言った。
「もしあなたが裸で馬に乗って街を回るなら、税を引き下げてやってもよい」
レディー・ゴダイヴァは悩んだ末、それを決行することにした。
*****
フランスのピカルディー美術館に所蔵されている
「ジュール・ジョセフ・ルフェーブル<レディー・ゴダイヴァ>」はこの時の領主夫人を描いたものだそうです。
愛と思いやりに溢れた領主夫人のことを民衆が語り継いだ・・ということで、この絵が描かれているわけですね。
(かあちゃん、ジュール・ジョゼフ・ルフェーブルは「ジャポネーズ」がファッション的にあまりにも有名な絵画なので、たまたま知っていました)
話はあちこちに飛びますが、チョコレートが有名な「ゴディバ」のロゴって、裸の女性が馬に乗って疾走してますよね。
このロゴはレディー・ゴダイヴァの勇気と愛へのリスペクトという意味をこめデザインされたのですって。
この本読んだからといって、お金が儲かるとかやる気が出るとか、そういう利得は一切ありませんが(笑)単純に面白い!
世の中のまだ見たことのない絵画や、絵画に描かれた人物の生き方やエピソードを知るっていうことそれ自体が、ものすごく刺激的です。
絵画にご興味ある方も、絵画系はさっぱり・・な方も、面白く読める本ですよ〜。
★医療従事者の皆様のお働きに今日も心から感謝いたします。
★かあちゃんの新刊本「どうせなら歳は素敵に重ねたい」を読んだよーという方、Amazon・楽天で購入された方は、ぜひレビュー投稿と星の評価をお待ちしてます!着々とレビューが増えていて、本当に感謝です。
そしてもし、ご自身のブログなどでかあちゃんの新刊本について書いてくださったかたがいらしたら、どうぞこのブログのコメント欄でお知らせくださいね。
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かあちゃんこんにちは、chuchuです。
東急のジュンク堂、良いですよね。
何が良いってワンフロアなのが良いです。
階が違うと目的のコーナーめがけて行き、それで終了しますが、
同じ平面だとゆらゆら彷徨ってるうちに、普段心にも無い分野に迷いこんだりして、かあちゃんも書いていらっしゃるとおり、おやコレ面白そうと新たな本に巡り会えるのが楽しいです。
かあちゃんが絵の本に触れてくれたので、私見ながら、こっちも面白かったよ!という本をお伝えしたいと思いました。
「絵を見る技術-名画の構造を読み解く」
(秋田麻早子著)
です。
美術館などで絵を見るとき、難しいことは考えず心に伝わるものをそのまま感じるのが何より大切と思いますが、
この本では、目の動かし方、絵の構造、なぜその色なのか、名画の名画たる所以、など技術的なことを教えてくれます。
ちょっと目の付け所を知ってると突然見えて来るものがある、すると心と頭で絵の見方の奥行きが出てくる、楽しみが深まる気がします♪
chuchuさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
「絵を見る技術-名画の構造を読み解く」面白そうですね!!さっそくポチってみます。
そうそう!ワンフロアだとふらっと通りかかった書棚に面白い本を発見したりして、本屋さんパトロールの醍醐味ですね。