夏の湘南のように賑わう連休中のユニクロでも
読者の方に「かあちゃん！」と声をかけていただきました。
顔が大きいから目立ったのでしょうか。。
たくさんの方にブログをお読みいただき、感謝感謝のミランダかあちゃんです。

 

今回ユニクロに行ったのは、こちらの商品を見るため。
「Uniqro U」の「３DーUニット」

 

クリストフル・ルメールと、高い技術力を持つ日本の島精機製作所とが
合弁会社を作って開発したニットが、業界でもたいそう話題になっていました。

「ユニクロユー」×島精機の３Dニット、海外生産も開始

先にかあちゃんの感想を小声で言ってもいいですか？

「相変わらずわかってないなあ、おじさんたち」

あ？聞こえちゃいました？

服は普通、前身頃と後ろ身頃を作りそれをつなぎ合わせて作るものだけど
この商品に使われている技術は「ホールガーメント」と言って丸編み、
縫い目なくぐるっと人体の形に編み上げていく技術を使っていて
世界でこんな難しいことができるのは日本の数少ないニット工場さんだけかもしれないし
リブの滑らかな減らし目の技術なんか、確かにすごいとは思います。

だけど、
「こんなすごいことできるんだぜっ！」と俺自慢する前に
なぜこの商品、裏地がついていないの？？

ウール１００％のニットで
裏地がついていなかったら、当然お股のあたりが静電気でひっつきまくり太ももバーン！よね。
そして同じユニクロで、このワンピにあうペチコートを買おうと思っても売っていないというお粗末さ。
うーん。
これが日本が世界に誇る天下のユニクロさんかと思うと、かあちゃんちょっと悲しいぞ。

すでにこれ買った方がいたらごめんなさいね。
この商品、ペチコートを買ってウエストマークするベルトやセーターを巻きつけて・・と
色々しないと、大人にはキツイです。
お値段もう少し上げても、そのあたりちゃんと考えた商品にしてくれればいいのにね。

あ、この商品、マタニティーウェアとしてならとてもオススメです。
着心地は悪くないし、どこにも締め付けがないので体が楽。

その代わりと言ってはなんですが
同じ赤のニットならこちらの方がずっといいです。

 

新しいシリーズの「JWアンダーソン」のチュニックセーター。
厚手のカシミヤで、素材が素晴らしいし
チュニックセーターだから、これは下にパンツを履く前提、
裏はなくてなんら問題ないです。

このあたりのキルティングのスカートも、とっても可愛い。
中綿が暖かそうだし、ステッチのラインがきれいでした。
タイツとスニーカーとニットキャップを合わせて、VERY世代が元気に履いたら素敵だろうな。
（かあちゃんは、キャラではないので買いませんが）

かあちゃんが「オリーブ」で育ったトラッド大好き世代なので
このテイストが好きなのかもしれない・・ということを差し引いても
Uniqlo Uよりよほどいいです。

クリストフ・ルメール。
なぜこんなにいつも前評判が高いのか、かあちゃんには理解できません。