ファッションの本だけれどおしゃれの本ではありません

こんにちは。ミランダかあちゃんです。

日本テレビの「先に生まれただけの僕」というドラマで
櫻井翔くんが着ていたスーツがとてもいいセレクトでした。
センスがいいとかいうわけではなく、
大手商社マンとはいえ月3万円の奨学金を返しながら生活している35歳独身。
営業職としてフットワーク軽く動き回る役柄の男性のスーツ姿といえば、きっとこんな感じよね、と。そのリアル感、実に説得力がありました。

男性のスーツは、似たような作りでありながら
量販店から高級オーダーまで、本当に色々な価格帯のスーツが売られています。
(そういえばかあちゃんが「タケオキクチ」というブランドの管理部門の仕事をしていたとき
とある芸能人さんに
「たけーよキクチ!」と言われてしまったことがあるわ)

ちょっと無理をして高額なスーツを買うべきなのか
替えのパンツが2本ついている、合理的な価格のスーツを買うべきなのか
「ちょいワルオヤジ雑誌」がオススメしている、イタリア製のスーツを買うべきなのか

男性ご本人や選んであげる奥さま方も、なんだか悩ましいのではないかしら?

「賢いスーツの買い方」しぎはらひろ子 プレジデント社

日本ベストドレッサー賞の選考委員であり、
文化服装学院特別講師でいらっしゃる、
ファッション・プロデューサー しぎはらひろこ先生
「賢いスーツの買い方」
そうした疑問を解決してくれる本だと思いました。

「スーツにかけるお金は年収の3%で3着」
ものすごく明快ですよね。

この本、ファッションの本だけれどおしゃれの本ではないところがミソです。
「スーツは100年単位でしか変わらないルールである」
とこの本には書かれています。
それなのに、そのルールについて誰からも教わることはありません。
だからこういう本、必要だと思います。

以前ホリエモンさんが、有名なスタイリストさんに
「なんでもいいからこれ着ればいいっていうのを教えてよ!」
と言っていましたが
おしゃれに興味がありしょっちゅうファッション雑誌を買うような一部の男性以外は
服を買うのが苦痛だし、おしゃれな服屋に一人で行くと、居心地が悪く
どんな風に販売員の方にスーツ選びを手助けしてもらったらいいのか
わからないる方もいるでしょうね。
そう言った方が迷わず自信を持ってスーツを選べるようになる、
徹底的に読者目線の役立つ本だと、かあちゃんは感服してしまいました。

 

 

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