力んでいないおじさんとおばさんが人気だと思う
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こんにちは。ミランダかあちゃんです。
3冊ともアマゾンランキング30位までに入っている本なので
すでにお読みになった方も多いかもしれませんが、どの本もいい感じの力の抜けっぷりで文句なく好きです。
石田ゆりこさんと阿川佐和子さんはあまりにも有名な方なので、
「パリのすてきなおじさん」の本について少しご紹介すると、
この本はパリのごく普通のおじさんばかりを取材し、インタビューとイラストで紹介しています。
・機械を使えば二時間でできる仕事を、手で百時間かけてやりたい彫金師のおじさん
・ハンチング帽とネクタイ姿で毎日競馬場に通う92歳のおじさん
・地球上のどこに行ってもくつろげると言う、旅するギター作家のおじさん
ごく普通なんだけど、なんだか味がある魅力的なおじさんコレクション。
おまけに帯も各種おじさん(笑)で
中身は同じだけど、おじさんのイラストが色々選べるの。
予算もかかるでしょうし「だからなんだ?」と言われそうなことを、大真面目にやるセンスもなんだか好きです。
この3冊の本に出てくる方たちは、共通して力みがなく軽やかでマイペース。
「私が私が」と前に出てくる感じがなくて、誰かが前に出ようとしたら
「あ、どーぞ、どーぞ」って譲っちゃうだろうな、たぶん。
そして大人としてちゃんとしているのに、ユーモアがある。
余白をたっぷりとった絵を見ているような、心地よい気分にさせてくれます。
かあちゃんたち大人は、たくさんの重い荷物を背負い込んで、人のペースに一生懸命あわせながら毎日がんばっているので、こういう肩の力の抜けた人を見ると、嬉しくなるんでしょうね。
できれば大人はこんな風にありたいと思います。
ところで石田ゆりこさんといえば
「BG身辺警護人」を見るたび
「斉藤工さん、もうちょっとがんばりましょうよ!」
とヤキモキしているかあちゃんです。
「この仕事、おりましょう」
なんてネガティブなことばかり言って、いつも車に乗って待機してるだけ。
キムタクさん一人がいつもボコボコにされて、あんまりだわ!
(斉藤工さんファンの方、ごめんなさい)
すみません。おばさんはテレビと会話するの、やめられないんです。