昨日、妙齢の男性と女性私と３人で
いりくんだ路地にひっそり佇む、
気軽で美味しいビストロでお食事をしました。

帰りがけ、その男性はさりげな〜く私たち女性２人のコートを
ハンガーから外して肩に着せ掛けてくださり
こういうことをさらりとやるあたり、
やはりモテ男は違うわ〜と思ったのでした。
もはや女性扱いされなくなったかあちゃん世代が
こういうふうに丁寧に扱ってもらえると嬉しいよね。
そしてそんなシチュエーションのときは
軽くて暖かな上質コートだったら最高よね、と思うのです。

人は五感によって様々な影響を受けるといわれるけど、
触覚は精神状態の安定に影響を与えることが
心理学的にも証明されているそうです。
夏はさらさらしたシーツ
冬はもこもこの毛布が快適。
だったら、冬のコートは？
ゴワゴワで重くて静電気ばちばちのコートと
軽くて暖かでうっとりするような肌触りのコートを
冬じゅうずっと着続けたときの、その人の幸せ度は
確実に違うとかあちゃんは思います。
だから冬のコート選び、とっても重要！！

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大人世代のコートNG
１、重い
２、硬くてゴワゴワ・ザラザラ・チクチク
３、静電気が起きやすい
４、毛玉ができやすい
５、ホコリや糸くずを吸い上げやすい
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そしてこれらはみんな
「素材選び」で解決することなのね。

昨日ユニクロを見てつくづく感じたのですが、
最近ウール１００％のコートが少なくなりました。
ユニクロ今季の主力コート
「ウールブレンドコート」（７,９９０円）の混率は
44％ ポリエステル， 36％ 毛， 20％ ナイロン
手触りも硬くて、
袖を通したいと思えるシロモノじゃありませんでした。

みなさんもご存知のように
ウール、アンゴラ、カシミヤなどは天然の獣毛繊維で
アクリル、ポリエステル、ナイロンなどは合成繊維、
合成繊維は天然素材に似せて作られたもので
天然繊維にくらべてかなりお安いです。
合成繊維がすべて悪いわけじゃないけれど、
ニットやコートにアクリルなどが入ると
ウールに比べて毛玉ができやすくとれにくかったり
静電気も起きるし、白いモヘヤなんか着たら毛だらけになる。
なのにどうして
ウールにアクリルやポリエルテルを入れるかっていうと
アパレルが素材代をケチってることが多いからなのよ。
だからね、こういうウールブレンドコートって
「安物買いの銭失い」だと思う。

かあちゃんが愛用中のコート３点。
冒頭写真のキャメルのチェスターコート（ウール７０％　カシミヤ３０％）

紺のチェスターコート（ウール６０％、アルパカ４０％）
シャギー素材で表面に起毛加工がしてあります。

どちらも軽くて極上の手触りで
パンツの多いかあちゃんは、この丈がベスト
（腰も冷えないしね）
ウール１００％のロングコートだと
かなり重くなるものもあるけれど
天然素材のミックスは、
その点を解消してくれるものも多いです。

ただ、お値段はやはりそれなり。
国産メーカーの場合、５万以上くらいが目安かもしれません。
ただ、冬のコートは毎日着る必需品だし
袖を通すたびにいい気分になれて、
５年着れたら、もとはとれるのではないかしら？
そのためにクロゼットマップ作って
ケチケチ
いや予算配分をきっちり考えているのですから。