しま模様の意外な過去

こんにちは。ミランダかあちゃんです。
ちょっと前に満開だった桜が、今は元気な緑の葉を伸ばしていて、緑道を通るたび爽やかな気分にさせてもらえます。
爽やかなストライプシャツや、ブルーとホワイトのボーダーTシャツなどは、毎年今の時期に新鮮な気分で着られるアイテムですね!
誰にとっても永遠の定番。

かあちゃんは、昨年買った淡いピンクベージュとホワイトのシャツが特にお気に入りです。

ところで「ストライプ柄」って、歴史的に見ると天国と地獄を両方味わった珍しい模様なんだとか。
フランスのミシェル・パルトゥローの著作「RAYURES」に面白いことが書いてありました。

 

縞柄が生まれたのは中世のころだそうですが、当時縞模様はかなり差別的なシンボルとなっていたらしいんです。
獣や忌み嫌われる異宗教者や異国人、奴隷、道化、売春婦、死刑執行人などにストライプを着せて
「好ましくない人たち」と差別するために用いられていたのだとか。

マリンなイメージの服にボーダーが使われるのは、危険がいっぱいの海上の仕事で、船員たちがお互いを見分けるためだったそうです。
つまり、「縞模様」=「注意喚起」という意味合いを持っていたのですね。

その後、16世紀から貴族の間でも縞柄が流行して、今度は流行の最先端として貴族たちにもてはやされた歴史があります。

現代では多くの人が1枚は持っている、定番的な模様。
同じ模様なのに、時代によってこんなにも人の受け取り方・感じ方が違うなんて、なんだか面白いですね。

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