インディゴ染めの色移りを防ぐには?

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こんにちは。ミランダかあちゃんです。
電車に乗って大汗をかいたので
「いやだわ。また更年期の症状かしら」
と思ったら、周りの方も汗かいてたので安心しました(笑)。
東京は今日22℃もあったそうです!

ここのさまから、昨日の記事にこんなご質問コメントをいただきました。

*****
こちらのコートはヴィンテージのインディゴでしょうか?

白のデニムに色移りはしませんか?
デニムや藍のものは、そちらが気になってこういったコーディネートに躊躇してしまいます。
(特に座るお尻のあたりとか、汗かいちゃう脇あたりとか)ものによるとは思うのですが。
落ちない(色移り)しないと判断できる方法など教えていただけたら嬉しいです。
*****

 

おおー!なんというナイスなご質問でしょうか。
かあちゃん、盲点でした。
もしかして服の染料のことはあまり一般的に知られていることではないかもしれないので、今日はこのご質問について書いてみます。

 

色泣き(色移り)とは、服が雨などでぬれたとき、またはお洗濯などで、染料が他の白っぽい服にうつってしまうことです。

色泣きしないインディゴ染めを見分けるには?というご質問だったのですが、
「ほとんどのものは色泣きする可能性がある」
と考えたほうがいいです。

こちらの記事で本物の天然発酵藍染について少し書きましたが

「使い込むほどに良さが出る」というものはどうやって探すの?

本物の天然素材を使った藍染の場合は、色泣きはほぼおきません。
でも大量生産品の場合、こんな自然由来な染色をしていることはほとんどなくて、天然灰汁醗酵の藍染の代わりに、苛性ソーダなどの化学薬品を使用し染めを安定させる方法を使うことが多いんですね。
今市場にある商品はほとんどそうです。

ただ、食品に添加物が入っているかどうか、見ただけでは区別がつかないように、藍染に化学薬品が使われたかどうかも、見た目ではほとんど区別がつかないんです。

 

もしどうしても色泣きが嫌で、天然由来の染色にこだわりたいという方は、
草木染め・藍染めなどの服を主に扱う「化学薬品を使っていません」とうたっている専門ブランドでお求めになるのをお勧めします。
人によっては化学染料が合わないという方もいますし、
天然由来染色の、独特な優しい風合いに魅力を感じる方も大勢いますので。

出典:pinterest

 

次に
「そこまで自然由来にこだわらないけど、大量生産品でも色泣きを避ける方法はないの?」
というお話ですが、
インディゴ染めや、濃い色のTシャツなどを買ったら、少なくとも最初の何回かは他の服とは別にお洗濯しますよね?
商品のタグにも、必ず「他の繊維製品に色がうつることがあります。別にして洗ってください」という注意書きが書かれているはずです。
最初の数回の洗濯の時、特に色泣きしやすいのはなぜかというと、繊維に残っていた染料が溶け出てくることがあるからです。
本当は、生地を染めた後、ソーピングと言って染料を生地に定着させ余分な染料を洗い流す工程があるのですが、それが不十分なために起きます。

なので、こうした服を買ったら、初めのうちは特に単独で洗いさえすれば、洗濯による色泣きはたいてい防げます。
かあちゃんも、昨日のコートは中古でしたし、買ったら即洗濯機でガラガラ洗いました。
また万一白っぽい服と一緒に洗ってしまって色泣きした場合、その服をもう一度洗えば落ちることもあるので試してみてくださいね。(ダメな時はシミ抜きクリーニング店に持っていく)

ただ、それ以外の汗や雨や摩擦といった場面の色泣きは避けようがないです。
防衛手段としては、「白いものは高くないものを買う」ということでしょうか。
そういう意味では、先日ご紹介したユニクロのホワイトデニムはうってつけですね。

ユニクロの今シーズンこれがオススメです!

真っ白デニムの清潔な良さを生かすためにも
高くないものを黄ばむ前に早いサイクルで買い替えるというのが、かあちゃん的にはお勧めかと思います!

 

★かあちゃん本発売まであと11日
ユニクロのホワイトデニム、予想通り大活躍中。
もう1本買っておけばよかったかしら。

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