西洋美術は「見る」ものではなく「読む」ものである

こんにちは。ミランダかあちゃんです。
Kate&Youさまのwebサイトに、かあちゃんのブログ記事を、日本語、英語、ロシア語版でご紹介いただきました。
かあちゃんの名前をロシア語で書くと、「Монами Вако」になるらしいです。
お勉強になりました。

Kate &Youさまは6月から、世界中のパーソナルショッパーさんと連携して、様々なファッションアイテムが購入できるサービスを提供する予定とのこと。
始まったらかあちゃんも一度試してみるわ。
みなさんのお役に立つことがあれば、また情報シェアしますね。

かあちゃんの「リメイクスカーフ」も世界各国からご注文いただきますが、
コレクション情報も、メゾンの最新アイテムも、今や時差なしで手に入るボーダーレスな時代なんですね。

 

さて、最近かあちゃんは歴史にハマっています。
2018年のビジネス書大賞準大賞を受賞した「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか」(山口周)
にとても感銘を受けたことと、

かあちゃんファッション史には詳しいつもりですが、
結局のところその時代時代のファッションは、当時の政治経済文化指導者の影響をことごとく受けているわけで、
根っこを深く知るには、世界史をもっと勉強する必要性を感じたからなんです。

 

 

かあちゃん大学受験は日本史選択だったので(日本史に明るいかと言えばそうとも言えない)恥かしながら世界史は詰め込んだ記憶しかありません。
何とかの手習いじゃないけれど、ボケ防止のためにも何かテーマを持って勉強できたらと。

歴史にお詳しい方には、レベルが低すぎてお話にならないでしょうが(滝汗)
最近読んで、これなら読みやすいと思ったのがこちら。
西洋美術史(木村泰司)

 

 

難しい表現や言い回しが一切なく、歴史的な美術が生まれた背景やストーリーがわかります。

***
(以下引用)
西洋美術は伝統的に知性と理性に訴えることを是としてきました。
古代から信仰の対象であった西洋美術は、見るだけでなく「読む」という、ある一定のメッセージを伝えるための手段として発展してきたのです。
つまり、それぞれの時代の政治、宗教、哲学、風習、価値観などが造形的に形になったものが美術品である建築なのです。
***

日本特に東京は、世界中のアートがどこかしらで見られるという恵まれた環境です。
少しだけ勉強してから絵を見るのと、ただ漠然と絵を見るのとでは雲泥の差だったわ、と思います。
いくつになっても新しいことを学ぶのは、ワクワクするものですね!

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西洋美術は「見る」ものではなく「読む」ものである” に対して 2 件のコメントがあります

  1. citrica より:

    かあちゃん様こんにちは。
    「その時代時代のファッションは、当時の政治経済文化指導者の影響をことごとく受けている」というところにすごーく納得いたしました。

    ファッションの中で、限定されるカテゴリではありますが、先日アンティークレース展を見に行きました。マリーアントワネットが綿を好んで着るようになって、レース人気に陰りが見えはじめたとか、イギリスの女王様が結婚式で白いレースのドレスとヴェールを身につけたのがきっかけで、花嫁が結婚式でレースの衣装を身にまとう文化が定着したとか、かあちゃん様の仰る通り、政治指導者がファッションリーダーとなって、市民にも影響を与えていたようなのです。

    レースひとつとってもこれだけ深い背景があるのだと感銘を受けました。世界史とファッションがリンクしているともっと理解できたら、さらにおしゃれが楽しめるような気がします。

    世界史はカタカナ語が多くて苦手だったのですが、笑
    こちらの記事を読んで、ちょっと勉強したくなってきました!

    1. 輪湖もなみ 輪湖もなみ より:

      citricaさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
      アンティークレース展!素敵で貴重な展示をご覧になったのですね!
      そうそう、かあちゃんも長いカタカナの名前が覚えられず、世界史の成績は散々だったのですが、
      「お勉強」ではなく「好きなことを深める」と思えば、少しづつ知識を増やすのも楽しいのね〜と思いました^^

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