着ない服を溜め込んだクローゼットで、あなたは損をしていませんか?!
こんにちは。
土用丑の日は混んでしまうので、フライング気味に今日うなぎをいただきました。
暑くても食欲だけは落ちないミランダかあちゃんです。
クローゼット向上委員会で個人宅のクローゼットのコンサルをしていますが、ほぼ全員のお宅できちんとハンガー(滑り落ちないmawaハンガー)を揃えてくださっています。
クリーンニング店のハンガーや、服のお店でもらったハンガーをごちゃまぜにしている時とは、服の見やすさや取り出しやすさが全然違うはず!
この快適さ、やったことがある人は実感できますよね〜。
なぜハンガーが揃うと、おしゃれになるのか?
みなさんがお店で見ている服は「ブランドハンガー」と言って、ターゲットのお客様の体型サイズにあった、幅や形のハンガーにかけられています。
でも服が工場から物流倉庫を経由してお店に届くまでは、もっと平べったいプラスチックのハンガーにかけられています。
薄くて肩幅も狭いタイプ。
1つの段ボールに、できるだけたくさんの服を詰め込んで、物流コストを削減するためです。
ダンボールから出して服にかかっているビニールを外し、服にスチームをあてて1枚1枚ブランドハンガーにかけかえるのって、手間がかかって面倒なんですが、それでも必ずやるのは、きちんとしたハンガーに整然とかけられているのといないのとでは、服の売れ方が全然違うからなんです。
みなさんのクローゼットの中も、ハンガーでお店に近い状態を作り出すことができます。
そうすれば服をまんべんなく活用することができ、着まわし力がアップし、おしゃれになる!
それからアパレルの人は「坪効率」という言葉を、すごく頻繁に使います。
30坪のお店で月売り600万だったら、坪あたり売上高はいくら・・というふうに。
だったら、お店にたくさんの服をギュウギュウ詰め込めば、坪効率は上がるでしょう?と思っちゃいますが、これは逆効果。
かあちゃん本にも書きましたが、ハンガーラックや棚什器に、どのくらいの量の商品を置くかは決められていて、セール時以外は詰め込まないのが原則。
一番商品がよく見えて、なおかつスカスカじゃない、効率の良い適正量が決まっているわけですね。
商品の入荷が多い割に、店頭商品が売れていない場合、店に商品があふれちゃうので、「今これ出して置いてもダメかも」と思う商品は、ストックルームにしまったりと、細かく入れ替えたりもします。
そうして売り場に今出ている服は、1枚たりともむだなもの、意味のないものがないように気を配っています。
だって店のお家賃高いですから、ムダな空間の使い方できないわけですよ。
これ、みなさんのクローゼットも同じだと思います。
もう着ないだろうとわかっている服、
お直し不能の汚れやシミや傷があって、捨てるしかない服、
それをクローゼットに突っ込んだままにしてあると、クローゼットの代謝機能はどんどん落ちます。
活躍してくれるお気に入りの服まで、よく見えません。
70㎡のお宅の中に不要な服が10枚もあったら、ものすごいお家賃の損失。
しかも洋服って三次元の立体ですから、容赦なく空間を奪い取ります。
てことで、使う服だけが収まったクローゼットにしておかないと、実はものすごく損しちゃいますよ、というお話でした。
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ミランダかあちゃん様
本屋で何気なく本を手にとり、行ったり来たりしながら(笑)やっぱり購入させていただきました。
ブログに初アクセスした時は、
ドキドキ感でいっぱい
相談があります。
身長154センチ。体重44キロ。
小柄で足が短く膝下も短いため何を着ても
バランスが悪く困っています。
-ウエストのラインが低いので
ウエストマークしづらい
-ボトムの長さが決まらない
ワンピースを着ることが多いです
丈、着こなし等伝授ください。
切実です
よろしくお願いします
淳子さま、こんにちは。コメントありがとうございます。
かあちゃん本のお買い上げ、誠にありがとうございます!
小柄さんのお悩みですね。
過去のこちらの記事に、小柄さんファッションについて書かせていただいています。
背が低い方のバランスは、ウェスト位置がポイント https://sty04.com/archives/388
その他また、小柄さん特集記事をやりますね〜。