「余った服」で「福」は来ません!
こんにちは。ミランダかあちゃんです。
7月24日放送の「ガイアの夜明け」ご覧になりましたか?
テーマは「食品ロス」ならぬ「衣類ロス」でした。
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ファストファッションの台頭で服がリーズナブルに買える時代になり、国内の服の供給量は37億点とここ25年ほどで倍増している。しかしその一方で最終的に焼却されたり、タグを切って海外で売りさばいたりする「余った服」がたくさん出ているのも現実だ。そうした服を再び”宝”に変えよういう動きが出始めている。
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具体的な取り組みとして
・アパレル企業から売れ残りの服をダンボールで大量に仕入れ、タグを外して自社サイトで販売する、いわゆる「バッタ屋」ビジネスをしている会社
・在庫を処分したい企業と売りたい企業をマッチングさせる、フリマサイトを立ち上げたベンチャー
・ビームスの倉庫に眠った在庫品をリメイクして、1点ものとして販売する「ビームスクチュール」
を紹介していました。
服が無駄に捨てられるのは心が痛むし、「衣類ロス」は解決すべき深刻な問題だとは思うけれど、
番組を見たかあちゃんの率直な感想は、
「だったら作りすぎなきゃいいじゃない?」です。
かあちゃん本にも書いたけど、
今、プロパーで服が売れるのは全体の半分以下、残りはセールを繰り返して、最後はバッタ屋に二束三文で売るか焼却処分です。
(それでも経営が成り立っているんだから、服の原価がいかに安いか想像つきますよね?)
ほとんどのアパレルは、残るとわかっているのに爆量を作ることをやめません。
「衣類ロスをなくせ」
聞こえはいいけれど、そもそもアパレルが服を作る量を減らせば、水道の蛇口を少し締めれば済む話です。
おかずが余ったら作る量を減らす。
これ私たち生活する女性なら、誰もがやることなんですけどね〜。
マッチングのベンチャーの会社は、日本企業が処分したい服をインドネシアに持ち込んで売りさばこうとしていたけれど、そもそもその服は、日本人がインドネシアやバングラディッシュの人々の安い労働力を使って(ある意味搾取して)作ってもらった服だったりするわけで、最初と最後の不都合なところだけこうした国に都合よく押し付けるのは、同じ日本人として恥ずかしい。。とすら思ってしまいました。
アパレルは自力でこんなおかしなことを止められない。
だったらかあちゃんたち消費者が行動を変えるしかありませんね。
日々のワクワクと快適さを満たす、量と質の整ったクローゼットを計画的に作り、
服をよく吟味して、ゴミ候補を買わない。
安い服を安いからと大量に買って、無造作に着てワンシーズンで捨てるという繰り返しを止める。
私たちがもっと、買う服に慎重にシビアになっていくことで、
「服が余るのは必要悪」とか言ってるアパレルは、自然淘汰されていくと思います。
あー、また偉い人に怒られそうなこと書いちゃったわ。
衣類ロスやファッション界の負の側面を知りたいと思われた方は、
「ガイア」より、こちらの映画を観ることをお勧めします。
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再びお邪魔しています(^^)
服の無駄を無くすべきということ、激しく同感です。
何となく買ったものの、後で後悔するような服もあったりすることを反省して、最近では買う前に一呼吸置いてから本当に必要なものだけを買うことにしています。
服以外でも、バッグなど、上質のものを買いたいけれど値段がちょっと…という場合はebayを利用して、状態の良い中古品を買っています。誰かが要らなくなったものを活用することで捨てられるものが減るという気がするので。自己満足かもしれませんが(^^;)
マまぐろさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
いらなくなったものを他の方に譲ったり、シェアして使う。
それがまさに現代の感覚だと思います。
大げさかもしれませんが、地球環境のためにもなりますよね。