今さら人に聞けない話「色のトーンって一体なに?」

こんにちは。ミランダかあちゃんです。
昨日、海の近くでは白や白とブルーのストライプが美しく見えた、という話を書きましたが、それに関連して色の話を少々。

かあちゃんたちが見えている色というのは、光の中のごく一部で
X線とか、紫外線、赤外線、などは、私たちの目には見えません。

みなさんが見ることができる光は(可視光線)、赤、橙、黄、緑、青、青紫、という波長を持っています。
理科で習った「光のスペクトル」っていうものですね。

私たちの目がなぜ色を区別できるかというと
ものの表面の可視光線の反射と吸収が、色によって違うからなんです。

 

白いものは、ほとんどの光を反射します。
逆に黒いものはほとんどの光を吸収します。
赤く見えるものは、ものの表面で赤い光が主に反射されて、それ以外の緑や青の光は吸収されるということなんです。
人間の目って不思議ね。

海の近くは、海面はキラキラしビーチも白っぽかったりして、アスファルトの道路よりずっと反射物が多いです。
だから、白やストライプなどの反射の強い色が、より空気感にあっていると感じるのかもしれません。

 

 

少し話はそれますが、みなさんからよくいただく質問が
ファッション雑誌などに「ワントーンコーデ」とか「トーン合わせ」とか書いてあるけど、そもそもトーンってなんなの?
それと、色を合わせているつもりでも「トーン」が合っているかどうかがよくわからない、というものです。

下の表の、一番右側の輪が純色で、絵の具をチューブから出したままの色。
で左側には、白と黒、そして白に少しづつグレーを混ぜた色を置くとして
これを混ぜたものを想像すると「トーン」があっているかどうかわかりますよ、というものです。

純色に白だけを混ぜると一番上列のパステルトーンになり
純色に黒だけを混ぜると、一番下列の暗くくっきりした印象のトーンになります。


あなたのクローゼットの服は、どんなトーンが多いですか?
例えばピンクとグリーンのような正反対の色であっても、トーンがあっているとけっこうしっくりくるコーディネートができます。
意外な手持ち服の組み合わせが発見できるかも?!

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