こんにちは。ミランダかあちゃんです。

シーズンの流行は、ずいぶん前から業界の人たちが作っている。。
という話を聞いたことがあるかもしれません。
ランウェイでお披露目される主要なメゾンのコレクションは
私たちが買う店に並んでいる商品に大きな影響を与えますが、
最近では、ストリートの流れも流行に大きく影響を与えます。

どこかの有名なデザイナーが考えたものと同じくらい
街のおしゃれさんが流行を変えるような力を持ってきているということですね。

ですから、一昔前のアパレルは
１年以上も前から服のデザイン企画生産の工程を進めるのが普通でしたが
今ではできるだけ時期を引きつけ、
次に何が流行りそうかをシーズン直前にキャッチアップして、即商品をつくる、
というふうに変わってきています。

ところが、直前だと全然間に合わないものがあります。
それが「素材」です。
デザインやパターンは、シーズン直前におこして工場で作ることができるけど、
布や糸や素材を仕入れておかないことには何も作れないので、まずは素材が先行するわけです。

 

出典：pinterest

 

毎年９月頃に「プルミエール・ヴィジョン（Premiere Vision）という
世界的に有名な素材の展示会があります。
世界50カ国以上から糸、レザー、アクセサリーなど素材に関わる会社が出展する大規模なイベントで、
今年の9月にはすでに2018-19年秋冬向けの素材がお披露目されています。

WWDのレポートによると、来年の秋冬素材の特徴は
「チェック・ラメ・ふわふわ」

（１）ユニークな色柄のチェック

（２）上品な光沢感（ダークな色調にホログラムなどでギラッとした光沢感）

（３）柔らかなペールトーンのふわふわ素材

 

どの素材も着こなしに複雑さと奥行きが出そうで、今から楽しみです！
来年の流行のことなんて。。と思うかもしれませんが
来年多く出回る素材のことを何となくチェックしておくと
今年服を買う時、またはシーズン末のセールの時に
来年も新鮮に着られそうかしら？の一つの目安になると思います。